久々に両国へ行こう。2014年07月06日 08時21分24秒

★第4回目の隅田川フォークフェス             アクセスランキング: 108位  

 ようやく今、外は太陽が上り明るくなってきた。今朝がたはまだどんよりとした曇り空だったが、先ほどから陽も出てきた。じめじめとした梅雨時の鬱陶しさも今日は晴れて解消されるかと思う。
 
 やりたいこともだが、やることは山ほどあり約束したことも含めてなかなかそれが果たせず月日だけが過ぎていく。焦りはしないが困った事態である。これでは無責任であり合わす顔がない。要するに抱えているものがともかく多すぎるのだ。

 それで心ある友人たちから苦言、忠告を頂いている。もっと減らせ、あれこれ手を広げるなと。が、自らの古本稼業という商売、家のこと=家事と老いたものたちの介護、さらにそこに去年から山梨の古民家の維持管理、そして拙宅無頼庵でのイベントがある。
 常識的に考えれば妻と二人ならまだしも単身の初老男一人でとてもこなせる量ではない。しかし、そのどれもが自らが望み選んだことでもあり、個々に縮小はしていきたいが、どれか一つでも今はまだなくせない。

 まあ、幸い音楽の「趣味」のほうは昔のように頻繁に外に出向いてライブを観たり企画したりすることはなくなったのでだいぶ時間的金銭的に楽になってはきたが。
 そんな昔の関わりの一つ、両国フォークロアセンターの目玉イベントが今日の隅田川フォークフェスだ。思えばよくまあ川を越えてあんな遠くまで毎週のように出向いていたと振り返って感心もする。少しは若かったし今よりももっと愚かであったからあれほどアクティブでいられたのだろう。若くはなかったが「若気」の至りであった。
 今は自分のことだけでまず手いっぱいで、外で他者と集って何かをやろうなんてとても思えないしもはやそんな時間も気力もない。自らの小さな城を守るというのではなく、全てが必要最小限度にせざる得ないのだ。

 カニは甲羅に似せた穴を掘る。そしてその穴を守っていく。人もまた同じ。人それぞれの穴は大きさも形も違う。自分の穴がどれほどのものかまだ良くわからないが、形は悪く浅いものでも守らねばなるまい。
 今日は恩人国崎氏の掘った穴を覗きに行く。戻ったら簡潔に報告するつもりでいる。

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