枝野氏の「立憲民主党」、大いに歓迎したい。2017年10月02日 21時04分08秒

★立憲・護憲野党は結束して改憲政党に立ち向かえ!

 本日夕刻、民進党の「希望」への身売りに異議を唱えていた枝野氏ら民進党内の左派・リベラル勢が、希望の党への合流は政治理念が異なるとして新たに新党を立ち上げ発表した。
 「立憲民主党」、良い名前である。民主党の前に「立憲」が付いた。民主だけならば自由民主党と大きな違いは出てなかった。
 立憲主義を看板に掲げた政党はこれまでなかったと思う。どうか看板倒れにならぬよう、名に恥じぬよう立憲主義、護憲を全面に押し出しぶれることのない政治活動を続けてほしいと願う。
 つまるところ前原代表がやったことは、クーデタだったのである。枝野氏と代表選を争い、民進党の実権を手に収めた途端、あろうことか彼はできて間もない新党に、公認権まで売り渡して民進党はこの総選挙で消滅してしまった。なくなることは予想していたが、まさか選挙前に自ら消えたのには呆れ驚かされたが。
 前原曰く、名を捨てて実をとるなんて言ってたが、希望の党側が、受け入れる人を選別すると公言し、しかも改憲と安保法制容認がその条件だと言うのだからまさにこれまで民進党のしてきたことを党議員は全否定しその理念を捨て去ることが求められた。
 そしてそれを御身大事の保身ゆえ受け容れる輩も呆れ果てたクズだと思うが、当然向うから絶対最初から排除される者も出てくる。民進党で左派に位置し、共産党などとの野党共闘に積極的だった人たちだ。彼らの動向が案じられた。

 我はもし彼らがそのままこれまでの政治理念を投げ捨てて自民党と何一つ変わらない改憲と戦争法容認の新党に、「踏み絵」を認めて入ったならば、失望するだけでなくこの国の政治、民主主義はオシマイだと危惧していた。今の政治家なんて結局は己の当選のためには右にも左にも言ってたことをころころ変えて勝つためには誰とでも手を結ぶ奴らばかりだから、このまま民進党の議員は全員希望の党へと、臆面なく吸収されるのかと深く案じていた。

 しかし、少なくとも枝野氏たち何人かは、志を変えずに自らの政治信念に基づいて新たに新党でこの選挙に臨むことを決意したのだ。これはこれまでの野党四党の共闘の延長であり、我ら護憲と反戦を願う国民が求めていたあり方である。そのことを歓迎したい。
 前原代表のクーデタが頓挫したと言うよりも、このことは、これまで野党にいても内心は自民党に近しい、親自民非共産という志向の奴らが全員その補完政党・希望の党へと移ったならば(自由党小沢一郎も含め)逆に護憲を掲げる政党はすっきり純化されたと言えなくもない。ある意味災い転じて福となす結果となったのかもしれない。

 これまでの野党共闘だって、民進党内では、長島や細野、そして前原氏らは、共産党と一緒にやるのはぜったい嫌だと文句つけずっとごね続けていた。彼らの理念や政策はほとんど自民党と変わらないほど右だから当然だ。ならば自民党に行けば良いのに、何で野党にいるのかと我は前々から思っていた。
 そうした野党共闘の足を引っ張る、政策的には自民党とまったく変わらない輩、あるいは政治信念のかけらもない無節操な奴らは今回希望の党へと行ってくれたので、政党のスタンス、見通しはスッキリわかりやすくなった。今、視界が晴れた気がしている。各政党の立ち位置、図式がはっきりした。
 小沢一郎のようなかつての自民党のボスや、民進党にいた改憲右翼長島たちと「共闘」せねばならないのは正直苦痛の思いもあった。

 政治家の集う政党は確かに小池都知事が求めるように、ワンボイスにまとまり、イデオロギーは純化せねばと我も思う。そして民進党は寄り合い所帯ゆえそのところが常に曖昧で、足並みが揃わずこれまで内紛を重ねて来たことも否めない。異なる思想の人が数多くいて動きが取れない、それが彼らのネックだったのだ。
 そして今ようやく「立憲民主党」という護憲と立憲主義を掲げる政党が民進党から独立した。むろんスタンスは近くともその新党は共産党とは根本が違っているだろう。他の野党との選挙協力は野合だと自公は早くも批判しているようだ。

 が、まずは、この総選挙にあたっては、野党は護憲と反安保法制という一点のみでも、共闘し共倒れを防ぎ、改憲政党と対決しないとならないと信ずる。まさに小異は捨てて大同に立つと言うことだ。それは野合ではない。野合とは、希望の党に入れてもらおうとこれまでの政治理念を投げ捨て求められるまま踏み絵を踏む奴らとそれを受け容れる側であろう。
 そして政党選択選挙と言いつつ、選挙後の首班指名は、誰なのかはっきり示さない政党こそ選挙後は自民党と連立するのではないか。それこそが野合ではないか。いや、元々政策に大差ないならば、何も改憲新党など作る必要もなく、自公政権で良いではないのか。あるいは維新の党へでも入れば良い。

 ゜自民党は選挙公約に九条改憲を今回はっきり示して来た。そう、ならばこそまず何よりも改憲か護憲か、自公か希望かではなく、改憲二大政党対護憲野党共闘勢か、この選挙はその選択選挙となってきた。

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