6月23日、手作り味噌の会と無頼庵映画塾!2013年06月17日 00時32分05秒

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さて、告知が遅れておりますが、今年も昨年に引き続き「手作り味噌の会」開催します。参加される方は、下準備もあるので午前11時に来れる方はお集まりください。昼から作業を開始したいと思います。

 個人的には、何でこんな季節にやらねばならないのかという気持ちもなくはないのですが、諸般の事情で致し方ない。まあ品質には問題ないと思うのでぜひ多くの方に体験参加をしてもらいたい。※大豆を大釜でひたすら煮るので今の季節は暑くてたまらん。これは寒い季節にすべき作業だと思うのですが、担当者の都合もあるので致し方ない。

 スタッフは午前11時には集まって、事前に煮始めている大豆を順次潰す作業の下準備をしていると思います。なんで、来れる方は、昼には作業開始としたいのでヨロシク集合願います。
 何しろ後がつかえております。午後3時にはすべて終わらせ映画塾へ場を引き渡さねばなりません。ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております。★参加者には昨年度仕込んだ味噌の試食とおみやげがあります。

 と、先日もこの話をある人にしたら、何で市販の味噌が安く手に入るのにそんな面倒なことをするのかと、冷ややかな反応を返された。味噌作りなんて面倒なことに関心はないと。
 まあ、それが世間一般の反応なのかと思う。たかが味噌なのである。しかし、すべてのことはどんなことでも自ら体験してこそ初めて見えてくること、わかることはあると信ずるし、全てを市販のもの、金出して入手していく生き方にそもそも疑問を持つべきだと思う。

 むろんこの世には金と交換しないと得られないものも多々ある。いや、ほとんどすべてのものはそうであろう。だからこそ、数少ない「手作り」のもの、つまりハンドメイドということが大きな意味と価値を持つ。しかし、大豆も麹も塩も市販のものなのだからどこまで手作りかと問われると言葉を濁してしまうが、それでも手前味噌という言葉通り味が違う。
 何より添加物は市販のもののように入っていないので安心である。※実は町で安く売っている市販の味噌には大豆と塩、麹以外にも増量のための様々な添加物が入っている。ゆえに安くできるという仕組みなのだ。

 味噌づくりは面倒といえば面倒だ。だけれども「食」とはこうして成り立つという仕組みを知り体験していくことこそが、真に生きていくということを支え自信にもつながっていく。便利さと安直さ、値段の安さだけがこの世の価値ではない。食にもまた真の労働が隠されている。そのことを現代人こそ知るべきであろう。

 100円ショップで事足りる人の人生は100円の価値しかもたない。