第一回目の「共謀」コンサート、盛況のうち無事終了す。2017年08月11日 23時39分22秒

フィナーレの様子
★しっかり皆で「共謀」できた素晴らしい一夜になりました。

 11時過ぎ、自宅に戻って来た。まだ店では残った皆が吞んでるかと思う。久々かけこみ亭登場の李政美さんをトリに迎えて盛りだくさんかつ長時間のコンサートは無事終えることができた。
 まさにほっと一息、ともかく無事終わった。かなり予定時間をオーバーしてしまったけれど。
 個人的にはいろいろ我の不手際もあり、手放しでは喜べないが、多くの参加者とそれぞれ個性溢れる熱い演奏が繰り広げられ出られた方も含め観客の多くが満足されたかと思う。
 我は我の「役割」が果たせたのか、今も自問している。万事満足、大成功とは言えないが、来られた皆が楽しみ満足されたとするならば今回は良いコンサート、それも最良のレベルのものとなったのではないか。ならば私的失敗はとりあえず良しとしよう。

 かけこみ亭のマスターである、ぼけまる氏と、これこれこういうコンセプトで、また歌い手たちに働きかけてコンサートをやろうと相談(共謀)したのはいつだったのか。まだ春先だったかと思う。まず最初に日時から決めた。この夏、8月中ぐらいにはともかくまずやりたいねと。
 で、こうしたコンサートでは欠かせないシンガーとして地元国立在住の中川五郎氏に連絡したらもう既にスケジュールは何ヵ月先までいっぱいで、それから人選に頭悩ました。
 幸い:敬愛する李政美さんに連絡したらご都合も合い快諾頂き、彼女をトリに据えて他の出演者たちを考えていった。
 ご存知のように、去年まで、ほぼ近しいコンセプトで、我はここかけこみ亭で、「反戦歌、労働歌、生活のうた」コンサートを何回か企画していた。ただそれとほぼ同じメンバーでは新味がないし、となると参加者も限られてしまう。
 我としては、これまでの気心知れた仲間たちに加えて新たな顔ぶれを入れてコンサートそのものの流れを組み立てねばならなかった。

 そして結果、今回のコンサート、セミプロ問わず約10組近くのミュージシャンが出られたわけだが、予定した4時間という枠の中で、それをどう配分するか、毎度のことながらご意見をあれこれ受け頭悩ました。
 出演者が多すぎ、とても時間枠に収まらないだろうというご心配からの苦言忠告から、コンサートの趣旨に相応しくない人がいる、というご批判まで我に届き頭を痛め苦慮するしかなかった。

 我マスダが企画を手掛けるコンサートはいつも常にやたら出る人数が多い。もっと少なく厳選したほうが、ゆっくり落ち着いて出る側も観る側も安心できるというご批判は常に受ける。
 しかし、我の原体験は、70年代の大阪春一番コンサートであって、あんな風に、多種多彩なジャンルを問わない様々な出演者が自由に出る形式こそコンサートのあり方だと確信している。※弁当でいえば、かつ丼や天丼の弁当ではなく、ずばり幕の内弁当である。
 でもそれは、ライブハウスが企画するような何の関係も脈絡もない対バンの羅列とは違って、あくまでも一つのコンセプトに基づき、しかも我が出したい、つまり我が観たい、つまりコンサートに招きたいと思う人たちだけ厳選してアポとっている。

 春一の主催者、福岡風太も昔言ってたが、春一にぜひ出たいと言ってくる奴らは有名無名を問わずいくらでもいる。が、俺のメガネにかなわない奴はどんなに売れてても有名でも絶対に出さない、と。
 我は風太ほど厳格ではないが、自分が良いと思い、ぜひ出てもらってそのコンサートで皆に聴いて頂きたいと思わない人は呼べないし交渉しない。出てもらうからには企画者として責任も伴う。

 そうして選びお願いした方たちの時間の配分にもまた気を使う。出順もまたである。そしてさらに今回も我は性懲りもなくぶらいあんずとして出演者にも名を連ねていた。その掛け持ちの是非についても正直今も問い続けている。まあ、信頼できる仲間たちと出られたので我はずいぶん気が楽でもあったが仲間にはまたも迷惑かけてしまった。毎度のことながら二兎を追うことの難しさを今回も痛感した。何にせよ我の力不足であったことを今つくづく噛みしめてただ反省している。

 トリの李政美さんにアンコールも入れて予定よりたっぷり唄ってもらったこともあって、予定の終演時間をかなり過ぎた。しかし、それは我も観客も皆が望んだことだからそれもまた仕方あるまいと思う。それほど彼女のうたは大きく深く素晴らしかった。その場の誰もが釘付けになり感動していた。
 久々のかけこみ亭登場もちょうどタイミングが合い、すべてがうまく進んで行った。それも我がアポとらねば今回の出演には至らなかったわけで、それだけでも我の役割、使命と言っても良いと思うが、確かに果たせたのではないのか。

 個人的反省としては、今回は撮影など頼むいつものスタッフ要員が皆多忙で誰も不在で、我一人で進行から記録までやらねばならず、不安でよく眠れない夜もあった。そして案の定やはり一部失敗したけれど、コンサート自体はほんとうに全体として良い一つの流れとなり企画の趣旨を具現化できたのではないだろうか。ただそれは観客が判断することで、企画者が勝手に満足し驕りうぬぼれてはなるまい。

 毎度のことだが、我の非力さや役不足を悔やむ。しかし、我がまずぼけまる氏と企画を共謀し、さらに館野さんやじょじょに共謀の輪を転げて行ったからこそ、このコンサートがカタチになり成ったわけで、それこそが我の役割だったと思うしかない。

 我が使命、我が役割はこうした企画の裏方なのだと最近ようやく確信できるようになった。1円にもならないどころか時に自腹切ることもままある役割だが、こうしたコンサートは規模が大きくなるほど、誰かがプロデューサ的に企画から当日の進行、運営まで担当しないとならない。
 ミュージシャンは出る側で、それで手いっぱいだし、場としての店側は、日々の営業もあり出演者との交渉も含め様々な事務的連絡までなかなか手がまわらない。まして当日の進行はできやしない。となると間に立つ誰かがいないとコンサートの企画はうまく進んで行かないわけで、運営進行も含めて誰かが担当し責任を負わねばならない。

 そう、企画段階からいろいろご意見苦言を頂いた盛りだくさんのコンサートは、ともかく無事盛況のうちに終わった。お客もほぼ満席となったし、投げ銭制の収益も来場者数よりはるかに多く頂くことができた。きっとそれはそれだけ良いコンサートだったという証と考えて良いはずだろう。感動のあまり一人で何千円も入れてくれた人がいたと聞く。
 ならばそれだけでも我は役割を果たし終えたと考えても許されるのではないか。

 そして次回、第二回目の「共謀」コンサートの日時は既に決まっている。11月23日の勤労感謝の日だ。出演はいよいよ御大中川五郎の登場である。さらにそこに元ディランⅡのながいようも沖縄から来て加わる。その他、多彩な女性シンガーも参加の予定。我も今から楽しみだ。

 ぜひ、ぜひ次回も皆で熱く共謀したいと今強く願う。多くの方にご参加願いたい。
※次回からは事前の「予約」もとりたいと考えている。今回も来られたものの入口の混雑で混んでいると思い席に着かず帰られたお客が何組もいたと聞く。要は入り口周辺の受付係、会場整理係の不在がいけなかったのだ。事前に席を予約制にしておけばこうしたミスはなくなるかと思う。せっかく「共謀」しに来てくれた新たな仲間を逃した悔いが残る。
 次回こそこうした「失敗」ないよう、スタッフを手配し万全を期すつもりだ。より多くの皆でしっかり共謀いたしたい。乞うご期待!!