マス坊、ヤフオク参入の記・8 ハーモニカ編 続き2018年05月28日 18時38分23秒

最初に落札した「古いハーモニカまとめて13本」送料入れて¥1700
★最小最強のリード楽器ハーモニカを愛す。

 というわけでヤフオクで、我はハーモニカを落札することに執心してしまった。
 ともあれ、この世で最強の楽器は何かと考えるとき、おそらく誰もが認めるのはアコーディオンであろう。
 いくら値の張る名器だとしてもエレキ系の楽器は、そもそも電気が無い頃では全く役に立たない。問われるのは電気のない場所、アンプラグドな状況でもしっかり鳴り活躍する楽器である。
 となるとバイオリンとかウッドベース、そして我らがフォークギターということになる。が、コードが出て、伴奏できるのはギターしかなく、ピアノも当然伴奏楽器としては最強ではあるがいかんせいガタイが大きく、カンタンに持ち運びできない。できるのは電子キーボードで、電気のない被災地では役立たない。
 ではアコギが最強の楽器かというと、それ一本ではリードなりコードでの伴奏は出来るが、それだけでは制約がある。
 我が昔から憧れ、自分でも弾けるようになりたいと思うのが、アコーディオンであり、これならば伴奏もリードもつけられてしかも自ら弾きながら歌うこともできる。ピアノも同等の機能があるが持ち運びはできやしない。

 子どもの頃、様々な集会や歌声の集いで、我はアコーディオンを弾く人を見て心から憧れた。何しろ持ち運び自由。電源は不要。しかもかなり大きい音が出るし伴奏もリード、メロディもいれられる。まさに再起用の楽器である。
 が、我はそもそもピアノも弾けないし譜面も読めやしない。アコーディオンは永遠の憧れでああるが、それに至るまでの道は果てしなく遠い。
 ならば一番近しい楽器は、マウスハープとも呼ばれるハーモニカではないか。音色も近しいし空気で鳴らすところも同じである。ただ唯一の問題点は、ハーモニカを吹きながら歌うことはできないことだ。

 というわけで、我はヤフオクで、ハーモニカ収集に熱を上げた。