人生をいかに使い込むか・32013年03月07日 21時38分01秒

★昨今のパソコン事情について

 思うに、パソコン、いや携帯電話も含めた通信モバイル市場は芸能界でいうところのアイドルのようなものだと思う。いっときは鳴り物入りでと登場し絶大な人気を集め一世を風靡しても数年のうちにすぐに色褪せ飽き捨てられやがて忘れ去られてしまう。

 今出ているウインドウズ8なるものも、やがては98や、XPのようにすぐさま過去の旧いOSとして古臭くどうしようもないものだと厭い嘲笑われるものへとなっていく。結局、それが資本主義であり、常に新商品を売り出していかねばならぬ宿命かつ科学技術の進歩ということであり日進月歩、人類はこれを繰り返してきたのだと気づく。

 まだ芸能界のほうが大御所的に、和田アキ子のようにいつまでも居座る余地があるだけマシかもしれない。電化製品の世界、情報機器の世界では次から次へと新たな技術の新製品が登場しスペックに比して価格も安くなっていく。クラシックカーや光学カメラの世界のごとく旧いものでも残し使い続ける余地はまずないのだから刹那的に非情なまでに製品は使い捨てなのである。それを嘆いても仕方あるまい。

 結局、パソコンは単なる道具なのだと割り切ることにして、もう古い富士通のXPをこれからも使い続けることは断念し2月頃より新しいパソコンを探し求め始めた。
 まだウインドウズ7も現行品ではあるが、どうせ買うなら今出ている最新のOSでないと意味がないと考えた。どうせまたすぐに新OSが鳴り物入りで登場しすぐに新しい8も古くなっていく。サポートのことも考えると長く使うためにも最新のOSに越したことはない。マイクロソフトの商法に乗るのも馬鹿馬鹿しいと心から思うが、パソコンの世界は、残念ながらマックかウインドウズしかなく、自ら自作してパソコン道を究めていくほど自分はこの世界全く疎いので仕方ないのだ。

 で、今後のことも考えるとスペックとして、ハードディスクが2T、しかもキーボードもマウスもワイヤレスで、インテルのCOREi7も入っている機種しかないと先の富士通のを目論んだ。ウインドウズ8は実はどうでも良かった。問題は価格だけである。
 パソコンの世界は、これは何でも同じかもしれないが、季節ごとに新商品が出る。カタログに載っている機種型番は同じでも微妙に色や入っているソフトやスペックが異なったりして末尾の型番が違うのを季節ごとに出していく。
 今、量販店に並んでいるのは2013年の春モデルであり、発売されたばかりだからほとんど値引きはされていない。が、ほぼ同様の昨年の秋冬モデルだとオープン価格とはいえ、出始めのときから40%も安くなってきている。そこにほとんど違いがないのだから自分は去年の秋冬モデルを狙っていた。ただしそれでもまだ高い。

 前回、画像を載せて紹介した富士通のFMV ESPRIMO FH56/JD FMVF56JDB という機種も出たのが去年の10月末で、そのときの価格が価格コムの資料だと¥198,108(2012/10)だったのが、今日3/7の時点で¥109,135(手数料抜き)まで値下がりしている。45%の値引きである。自分としては10万円を切れば即買いだと思うのだが、果たしてそこまで下がるのか。
 このところ連日、その最安値をチェックしてはいつが底値なのか気がきでならなかった。カレンダーにその数字を記入している姿はあたかもデイトレーダーである。確かに毎日数十円づつ下がり、前週より数千円も安くなっていく。しかし、出ているのは販売店に今残っている在庫だけであり、しだいにその商品の数は減っていっている。値上がりすることはないとしてもうっかりすると商品の在庫が払底して買い逃してしまう。
 もっと安くなるかもと、いつが最安値かと欲出して待っているとそのタイミングを失する。それでは意味がないではないか。

 この商品が10万円以下で変えたら実にお買い得だ。が、果たしてそこまで下がるのか。それを徒に日々待っているのは精神的に参ってきた。何しろ今使っているパソコンが不調だから故新たなパソコンを求めているのである。
 で、結局どうしたのかマス坊!