詩朗読会参加者募集!2013年05月12日 23時04分20秒

★まず自作詩をご用意を

 季節の変わり目、暑いんだか寒いんだかよくわからない。
 真夏日一歩手前の気温の高い日があったかと思うと、ウチのほうは、朝晩は薄ら寒く、上着が欠かせない日もまだある。特に朝夕は気温が低く、一日の気温の差がかなり大きい。
 体調管理に注意しないとまた風邪をひきそうだ。皆様もご自愛ください。

 さて、無頼庵の企画も、このところ映画塾好調、フォーク講座は風前の灯という映高音低の「温度差」が大きく目立つ。
 けっきょくフォークの実践と言っても、ギターにせよ唄にせよ、意外にシキイが高いもので、なかなか初心者やいちげんさんでは気軽に参加できないかと思えてきた。※マスダの非力さはさておきの話。が、先日新たな参加者の申し込みもあった。

 まあ、ギターにせよ、唄にせよ、いきなりその場ですぐできることではないし、それなりの練習が求められるのだから仕方ない。そこでもっと簡単に誰でも参加できることを考えた。それは「詩朗読」である。
 これなら楽器がなくてもできなくても「詩」さえあればだれでも参加できる。といってもそれが安直・簡単だと軽んじてのことではない。むろんそれなりの準備、支度もいる。まずは何の詩を詠むのかだ。

 例えば、出来合いの詩、藤村でも賢治でも良いけれど、高名な詩人たちの詩を読みあげるのでもかまわない。しかし、そこに願わくば何かの解釈、それなりの読み手の独自性がほしい。
 プロのナレーターのように朗々と、美声で読み上げることは素人はなかなかできない。でも「うた」だって同じように、出来合いのものを歌うならばそこに歌い手の個性や解釈が求められるように、詩朗読も読み手の個性がほしい。
 そして願わくば、オリジナルの自作の詩、短く拙くとも詠み手自らが作った詩をご披露願いたい。

 問題はそこである。詩を作る。それが簡単にできるかどうかだ。むろん簡単にスラスラできる人もいよう。が、苦労する方もまた多いかもしれない。でも有馬敲氏の詩朗読運動にならい、まずは自分の言葉で、うたいたい詩を生み出して、人前で披露していくことをやっていこうかと考えた。
 マス坊も詩を作らねばならない。実は、曲、メロディを作ることは自分にとって案外簡単で苦労せずともできる。問題は「詩」であって、おいそれと出てこない。でも、この企画を始めるからには実践あるのみだ。がんばりたい。

 開催日はまだ未定で、願わくば今夏から始めたい。月一はしんどいので、季節ごと年に4回もできたら良いほうではないか。問題は参加者数もだが、まず「詩」だと思う。いったい身近に、そうした行為に関心ある自作者がどれほどいるのかわからない。有馬さん関連で詩人の方とも知り合いとなったが、どれだけ参加者がいるのだろう。

 もちろん単純に「聞く」側だけのご参加でも全くかまわない。まだこの企画、動き出したばかりのところで、いったいどう進むのか、それともすぐ頓挫するのかさえわからない。
 しかし、この試み、決して意味のないことではないはずだし、願わくば東京近郊在住の多くのオーラル派の詩人たちに呼びかけて、この活動を定着させていきたいと夢想している。ご関心ある方、どうか協力願います。まずは連絡ください。

 開催日時など出たらお知らせします。
 あなたの「詩」をご用意しておいてください。

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