改めて「忘年会イベント」のお誘い2012年12月09日 21時38分50秒

★今年は12/23日オールナイトでやってます。どなたでもお気軽に。

 人と人が繋がる、結びつくというのはそこに「縁」があるからである。その縁がない人とは人は会うことも関わることもまずない。
 それは直接の「出会い」でなくとも同じことで、偶然ふとしたことで切ブログを目にしたことから「縁」が始まることもある。良く会う人、縁がある人とは出先であっても偶然再会したりもするが、縁がない人とは偶然同じ場所、同じ電車や店の中にいたとしても互いに気づかない。

 このところ人間関係というものを良く考える。いろいろ家のことや親たちとのことがあってライブなど出かける機会が減ってずいぶん非社交的になってしまった。だからかつては親しかった人とも縁が切れ縁遠くなってしまった人も沢山いる。でもそれでも一部の人たちとは、数少ない機会でも会うことが多いし不思議に縁が続いている。

 ウチで何か催しを企画し、そのお知らせのハガキを出す。一応手書きで一筆したため「私信」のようなもののはずだが、かなりの確率で無視される。来れないなら来れないとメールで返信があれば良いほうでハガキは届いているはずなのになしのツブテ、全くの黙殺である。
 まあ、自分もそうしてきたことも多々あったし、単に事務所が送る宣伝のチラシ、同報メールならいちいち返信する必要もないとは思うが、こちらは個人でその人を想定して一筆したためているのである。何故無視するのか。
 でも最近は別にそれでもかまわなくなった。要するにその人とは「縁」がなかったのである。縁とは一方的にやいのやいの働きかけたって通ずるものではない。こらの思いと向こうの思いが一致して関係が生じてこそ縁なのである。
 だから何度かハガキやメールを出してもいっさい返信がない人はもう「縁」が切れた、いやそもそも「縁」はなかったのだと思うようになった。残念な気もするがそれはそれで仕方ない。それが縁のあるなしなのだとわかってきた。
 だから、最近ではあまり以前のようにやいのやいのとそうした宣伝もしなくなった。来る人はこのブログだけでも目にして来てくれるし、来ない人はどれだけハガキ出してメールしたって来やしない。むろん何故かすげジュールが合わず行けない、会えない場合もよくある。しかし、だとしたら自分ならその旨、相手には伝える。それもなしで連絡もないのだから向こうはその気がないのである。そもそも相手にとってこちらはそれだけの扱いで足るものなのだ。

 去年から始めた毎年恒例の忘年会ライブ、呑んで食べて話して唄って、ともかく一年の無事を祝いたいと思う。むろん同時期にあちこちで同様のイベント、ライブコンサート、集いもあろう。でも、そのどこにも行けない人、一も落ち着けない人もいるだろうし、本当に商売ではなくだらだらと長くいられて落ち着ける集まりは実際のところほとんどない。
 ウチは利潤を求める商売の店ではないし、かといって個人の家でもない。その日はオールナイトで開放して、誰も拒まず大騒ぎしてかまわない。無礼講という言葉があるが、無頼庵で無頼講でかまわない。
 縁の有無、縁とは自らが作るものであり自然にできるものでもある。縁あればまたそこから新しい何かが始まっていく。自分がまあ元気で、生きながらえている間は毎年、年末のこの季節には無頼庵忘年会&クリスマスイベントを続けていく。

 今年は23日午後5時頃から。その前に午後1時からフォークソングス・ワークショップをやっている。で、本イベントは夕方から始めて、お客がいれば一晩中、24日の昼まではやっている予定。ですので、他のライブの後でも来れたら何時でも来てかまわない。
 薪ストーブで今年も鳥の丸焼きを作る。手作りキムチや、料理も沢山作っておく。参加費は千円程度、持ち込み歓迎。呑み放題、食べ放題、唄い放題としたい。

 何でそんなバカなことをやるか。来てくれた方とは「縁」があり、「縁」ができる。その縁を大事にしてこれからに繋げていきたいからだ。その場からまた新しい出会いがあり何かが始まっていくと信ずる。それこそが「縁」なのである。

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