さあ、投票だ! 民意を示すとき2012年12月16日 10時27分18秒

★日本の行く末は今日決まる。歴史に残る一日。

 珍しく暖かいポカポカ陽気のよく晴れた朝である。犬の散歩にもコートはいらないほどだった。絶好の投票日である。

 昨日は、また荻窪に出向き、猫喫茶ポロン亭での最後となるライブに顔出してきた。出演は、南正人、そして萩原ノブさんがサポートという豪華メンバーである。※もう一人いた若手のギタリストのお名前失念した。
 その後に路線工事で普通のはずの中央線で、何も止まることなく代行輸送もなくスムーズに立川まで戻れてその足で夜歩のかけこみ亭に顔出した。
 敬愛する館野公一さんがそこで月一で続けている「語り歌の継承8番勝負ラスト」の日で、この日のゲスト!?は「ぼけまる」さんだった。遅れたのでぼけさんの場面には間に合わなかったものの館野さんのうたも最後のほう何とか間に合ったし、打ち上げで選挙や政治のはなしを皆であれこれ話せて気持ちもスッキリできた。

 選挙の結果はまた出ていないしどう民意が反映されるか今はまだ何とも言えない。しかし、「結果」はともかく選挙は今の政治制度では唯一の有権者、国民の意思を示す機会なのだから、その権利を行使しないともったいない。

 自衛隊を本当の戦争できる軍隊に、ナチスを思わせる「防衛軍」にして平和憲法を破棄し旧い帝国憲法に戻して、この国を再び戦争国家にしようという目論む勢力も多いが、その「いつか来た道」に戻すかどうか、原発容認、再稼動の是非も含めてよーく考えて投票せねばならない。
 いくつも政党が乱立していても争点はごくごく単純だ。
 要するに、

 今の憲法を護持し原発をゼロにする、消費税増税は撤回させる⇔憲法を改定、原発容認し今後も再稼動と新たに建設して、消費税増税派 との二択なのである。

 後者は説明するまでもないが、自民、公明、維新、そして民主らである。要するに命と暮らしを守りこの国の自然と農業を守らねばと思う方は絶対に自公民維新に一票を投じてはならないのである。
 戦争をまた近隣諸国と始めたい人、息子や孫や子、愛する人を戦地に送りたい、徴兵制復活を願う方はどうぞ彼らに一票を!

自公大勝利、だがそこに民意は反映されているか2012年12月16日 22時23分21秒

★まだ開票途中ではあるが・・・

 本日の投票日、8時に投票所の箱の蓋が閉まったとたん、始まったNHKの報道番組では、すぐさま自公300議席、政権奪還と報じて呆れ果てた。要するに出口調査と独自の情勢分析で当確を出して数を割り出したのである。
 今回の選挙、投票率が前回よりずいぶん下がったのでそれがどう結果に反映されるかと案じたが、やはり事前の予報どおり自民、公明の万全のタッグチームの圧勝であった。今、10時半、まだ投票所からの開票はほとんど進んでいないのに、早くも安定過半数を越えて、全体の3分の2に迫る勢いである。まさに悪夢である。

 暗澹たる気分でないと言ったら嘘になる。彼らの勝因には様々な推測も成り立つがとにもかくにもこれが国民の選択であり、彼らと維新たちを支持したのだからそれを愚かな判断、誤りだと批判することは控えておく。自分が書いたことにも悔いも恥じ入る気持ちも全くない。これは「結果」ではあるが民意が正しく反映されたとは思わない。ただ、この選挙のツケは自分も含めた国民全てが今後支払わねばならない。もうその覚悟はできた。

 これから不自由な、息苦しい時代が間違いなくやってくる。でもだからこそ自由と安全平和を求めてその草の根の戦いは続く。自分も非力ながら変わらぬメッセージを書き続けていく。そして体が動き命ある限り行動していく。声を挙げていく。

 雇用も景気も彼らの手法では回復しない。いっときは良くはなるかもしれないが、消費税を上げてしかも武力衝突などアジア外交をないがしろにし、米国の求めるままに市場開放してしまえば農家も町工場も小売業もさらにやっていけなくなる。全ての分野でこれ以上の「競争」を続けられる体力は国民にはもはやない。
 この「想像」が外れれば良いと思う。数年後、当るか外れるか検証してもらいたい。そのためにも書き続けていく。失望などしない。

 全ては今日、今ここからなのだ。希望の灯は消えることなく今自分の心の中でさらに燃えている。