自公大勝利、だがそこに民意は反映されているか2012年12月16日 22時23分21秒

★まだ開票途中ではあるが・・・

 本日の投票日、8時に投票所の箱の蓋が閉まったとたん、始まったNHKの報道番組では、すぐさま自公300議席、政権奪還と報じて呆れ果てた。要するに出口調査と独自の情勢分析で当確を出して数を割り出したのである。
 今回の選挙、投票率が前回よりずいぶん下がったのでそれがどう結果に反映されるかと案じたが、やはり事前の予報どおり自民、公明の万全のタッグチームの圧勝であった。今、10時半、まだ投票所からの開票はほとんど進んでいないのに、早くも安定過半数を越えて、全体の3分の2に迫る勢いである。まさに悪夢である。

 暗澹たる気分でないと言ったら嘘になる。彼らの勝因には様々な推測も成り立つがとにもかくにもこれが国民の選択であり、彼らと維新たちを支持したのだからそれを愚かな判断、誤りだと批判することは控えておく。自分が書いたことにも悔いも恥じ入る気持ちも全くない。これは「結果」ではあるが民意が正しく反映されたとは思わない。ただ、この選挙のツケは自分も含めた国民全てが今後支払わねばならない。もうその覚悟はできた。

 これから不自由な、息苦しい時代が間違いなくやってくる。でもだからこそ自由と安全平和を求めてその草の根の戦いは続く。自分も非力ながら変わらぬメッセージを書き続けていく。そして体が動き命ある限り行動していく。声を挙げていく。

 雇用も景気も彼らの手法では回復しない。いっときは良くはなるかもしれないが、消費税を上げてしかも武力衝突などアジア外交をないがしろにし、米国の求めるままに市場開放してしまえば農家も町工場も小売業もさらにやっていけなくなる。全ての分野でこれ以上の「競争」を続けられる体力は国民にはもはやない。
 この「想像」が外れれば良いと思う。数年後、当るか外れるか検証してもらいたい。そのためにも書き続けていく。失望などしない。

 全ては今日、今ここからなのだ。希望の灯は消えることなく今自分の心の中でさらに燃えている。

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