本日はバロンの公演で浅草へ。2011年09月09日 15時34分07秒

★喜劇「バロン七つの大罪」〜ボードビルフォーエバー〜

たぶん戻るのは遅くなると思うので。

 ………………………………………
 と、出かけに頭だけ書いて浅草に向った。
 で、案の定、遅くなり終電の最終青梅行きにギリギリ間に合った。まったくついている。毎度の事ながら危機一髪であるが午前1時には自分の駅に着けた。ほっとした。

 公演については別項で書き記すとして、興味深かったのは、会場となた浅草見番である。浅草はかつての東京随一の歓楽街であり、二橋、新橋と柳橋に及ばずとも芸者さんも多くいたのであろう。昔はそうした所には芸者置屋もあったし、三業地としての組合、芸妓さんのための歌舞練場を兼ねた見番もあった。
 他の街は知らないが、ここ浅草には今もその「見番」は健在で、なんと今回の舞台はそこの畳の大広間であった。普段は一般人はまず立ち入ることはかなわない見番の中に入れただけでもカンドーものであった。
 今回のバロンの公演、場所だけでも足を運ぶ価値がある。芸者さんたちが行きかう和の異空間でのボードビルショー必見である。

 スタッフや出演者の皆さんと、このところ浅草に行けば必ず入るバカ安かつボリュームある中国人のやっている中華の店で打ち上げをやった。
 で、皆でたくさん食べて呑んで話して、気がついたら11時。会計だけ済ませて自分は先に一人こりゃかなりヤバイと慌てて店を出た。そしたら、今晩の公演に来ていた岡君、今や超売れっ子岡大介とバッタリ出くわした。彼はホッピー通りの方で別の人たちと呑んでいたのだ。
 彼の案内で田原町から地下鉄に乗った。神田で中央線に乗り換えるのだが、ホームに上がったらちょうど青梅行きが来るところで、それが青梅線直通の最終電車だった。たぶん岡君と会わず、浅草駅に向っていたらその電車には乗れなかったであろう。まったく運が良い。

 このところお互い忙しくて、携帯では連絡取り合っていたのだけれど、なかなか彼のライブに顔出すこともできなかった。誘われても行けなくてずっと不義理をはたらいて心苦しくも思っていた。
 帰り道、中央線吉祥寺までだったけれど、近況を語り合えて本当に良嬉しかった。彼と出くわしてなければ、終電に乗り遅れて、きっとまだ立川からトボトボ歩いていただろうし歩くのにも疲れて自らの迂闊さを呪いウツウツとしていたことだろう。

 少しづつ少しづつでも良くなる、きっと必ず良くなっていく。そう自らに言い聞かせて怖れや不安に囚われることないよう前向きにやっていこう。

コメント

_ 今井くるみ ― 2011/09/11 00時18分36秒

カテゴリー一覧を読み間違え古本家業を吉本興業と・・・・大阪人・です。またお会いしたいです。この頃欠かさず読んでますマスダさんのファンになってきましたお体だけは気をつけて応援しています。人さし指だけで文字打ちするのでいつもどおり短いコメントでスイマセン

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