アリシア・ベイ=ローレルが国立にやってくる。2012年05月24日 21時53分21秒

★あの「地球の上に生きる」の著者のライブが国立であります。

 時代のうた、心のうた、という言葉があるならば、時代の本、心の本と呼べる本もあるはずだ。人それぞれ年代ごと、そうした一曲、一冊の本は違うだろうが、この一冊『地球の上に生きる』こそ、ある時代を色濃く反映したまさに時代の本であろう。

 今では、市販されている大量生産の「商品」に頼らない自給自足、手作りの生活を志している人も、そうしたことを奨めている本も星の数ほどある。そして実際に日本中全国どこにでも自ら畑を耕し有機農法で野菜や米を作り、山羊や鶏を飼い、作れるものはできるだけ何もかも電気でさえも自分たちで賄って暮らしている人も沢山いる。

 欧米にはD・ソローの『森の生活』のような伝統もあるわけだが、そうしたことを最初に実践しそのノウハウを詳しく絵入りで説いた本は、まずこのアリシア・ベイ=ローレルのこの本であり、1970年代の目覚めた若者達に多大な影響を与えたことは間違いない。
 じっさい、増坊が子供の頃、福生のハウスとか近所にあった米軍ハウスでコミューン的共同生活している兄世代の人たちのところに遊びに行くとどこにでもこの本は本棚に必ず並んでいたし、自らは買い求めはしなかったけれど当時の管理社会を抜け出し自由を求めたヒッピー的な若者たちにとってある意味この本は「聖書」であった。

 その頃、宝島誌が、大判のワンダーランド宝島からB6サイズ小型版に変わlり、北中耕平が編集長をやっていた頃の何年かは熱心に熟読したし自分もずいぶんそうしたコミューン的手作りの共同生活と放浪的な旅に憧れた。そうした時代だったのだと今思う。今では自分も50代になり、日々の生活に縛りつけられ、そうした兄貴達は皆還暦世代となってしまった。そしてもっと下の新しい世代はごく自然に『地球の上に生きる』など読まなくても軽やかに意識することなくごく自然にそうした手作りのシンプルな生活を求めて田舎暮らしの不便さを楽しんでいる。3.11以降、今そうした新しく目覚めた人たちがこの国には増えてきている。ただそうしたライフスタイルの原点はこの本であり、すべてはここから始まったのである。著者の名前を聞けばその本の名前もすぐに思い浮かぶ。そしてあの時代のこと、ある懐かしさと感慨がとめどなくわいて来る。

 友人のDENDEN氏からそのアリシアが来日してライブを行うと聞いてびっくりした。すごい歳かと思ったが、本を出した当時は若者だったのだからまださほどではないようだ。また彼女自身がミュージシャンであることも迂闊にも失念していた。たぶんイメージ的にはよしだよしこさんみたいな佇まいの人ではないかと想像する。あの伝説的名著の著者なのだから間違いなく彼女の音楽も素晴らしいであろう。ぜひ彼女の歌声も聴いてみたい。
 以下、DENDEN氏のミクシィから転載する。

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ヒッピーカルチャーのバイブル『地球の上に生きる(原題:Living on the Earth)』『太陽とともに生きる』の著者アリシア・ベイ=ローレルが、元夕焼け楽団~Sandy & Sunsetsのケニー井上といっしょに6月22日金曜に国立地球屋でライヴをやるそう。彼女の音楽については、近年はハワイ在住で歌とウクレレのCDをリリースしていることぐらいしか知らなかったので、YouTubeで近年のライヴや音源をチェックしてみた。なるほど、やはりその著書にふさわしく光に満ちたアコーステックな音世界がありました。今風におおざっぱにくくれば、フリーフォーク的なSSWと呼んでいいんじゃないかな。古くさくない感じ。このぶんなら、ライヴもかなり期待できると思う。ちなみに、オープンチューニングのアコースティックギターはジョン・フェイヒーから習ったそうで、即興を取り入れた歌と演奏のようです。以下、詳細を載せておきます。

6/22(金)
Greetings from the Earth @国立地球屋


☆LIVE
INOUE OHANA
Alicia Bay Laurel

☆TALK
Alicia Bay Laurel

☆DJ
RAS FUKU

OPEN 19:30
START 20:00

予約 2,000円
当日 2,500円

東京都国立市東1-16-13 B1
042-572-5851

地球屋オフィシャルホームページ:http://chikyuya.info/contents/pickup

アリシア・ベイ=ローレル・オフィシャルホームページ:http://www.aliciabaylaurel.com/