忘れ難き高坂一潮さんを忍ぶ・前2011年05月26日 01時42分07秒

★嗚呼、人は去り行きうたは残る。

 今日5/25日は、ボブ・ディランさん70歳の誕生日とのことで、代々木のライブ居酒屋「マイ・バックページ」では、彼のバースデー記念コンサートがあった。自分もそれに出向き、先ほど日付が過ぎた1時前頃、青梅線の最終1本前の電車で帰ってきた。中央線が人身事故で遅れていて結局今日のうちに帰れずブログは一回休止となってしまった。
 
 そのお店を訪れた方は説明不要かと思うが、まあ、要するにマスターらディランフリークの店で、今日もディランを敬愛する多くのミュージシャンが登場し、メインイベンターは中川五郎さんで、またも熱い渾身のステージを繰り広げた。もちろんラストの曲は彼が訳した「ライク・ア・ローリングストーン」であった。
 当日の模様は別ブログで、画像つけて報告したいと考えているが、正直告白すると、腰痛のこともあり、今日出かけるべきか午後を過ぎてもずっと迷っていた。明後日、借りている倉庫の中を空にする大移動の予定が入っていて、今日は腰をかばい無理せず出かけずにいるほうがベターではないかと考えていた。 
 しかし、トリが五郎さんだし、先の大阪春一、そして福島でも会った他でもないいつもお世話になっているライブ仲間通称和尚さん達の誘いでもあったので、やはり行くしかないかと覚悟を決め晩飯の仕度と犬の散歩を済ませてから、都心へと出たという次第。しかし、やはり行って大正解だった。
 というのは、初めて見聞きするミュージシャンも多々いたし、新たな出会いもまたあった。そして何より五郎さんのステージは圧巻というしかなく、冗談や大袈裟な表現ではなく、音がでかすぎて最後はアンプからも煙が白く出てきて、一時は火事にでもなるかと観る側は慌てふためいたほどのまさに驚愕の熱唱であった。決して本調子でもなかったようだし、PA の具合も良くなかった会場であったが、招かれ待っていたお客がいればいつどこでも手を抜かない120%の完全燃焼、全力投球のステージには毎度の事ながら心底頭が下がる。心から感動した。おかげで、痛かった腰もどこふくやら、いつしか痛みは消えてなくなった。またしても年上の彼から元気を頂いてしまったと申し訳なくさえ思う。

 さて、そのステージで、五郎さんは「だびよんの鳥」という唄をうたい、その前説として、その曲を作り歌った青森のシンガー高坂一潮さんのことについてふれ、彼が3月の終わりに5年にも及ぶ闘病の末亡くなられたことを語った。一潮さんが脳溢血で倒れ、ずっと意識が戻らず寝たきりだということは五郎さん達から聞いて知っていたし、どうかもう一度意識が戻り、再び唄の世界に帰って来る日を自分もまたずっと願い信じていただけに、その悲報は半ば覚悟はしていたとしても本当に残念でならない。思わず、嗚呼という溜息が出た。やはりショックである。

 実のところ、高坂一潮さんとは生前たった一度だけライブを観、終わった後、二言三言話したに過ぎない。そんな自分が彼のことを忍ぶことすらおこがましいと思うし、何も知らないのに書く事も僭越だとの思いもあるが、それでもお会いして好感を持ち、強い印象を残し今もずっと忘れ難き人のことはどうしても書き記しておきたい。※長くなったので、明日寝て起きたら続きを。

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