11.30のライブの宣伝活動に追われている2014年10月12日 15時34分31秒

国分寺ほんやら洞
★全力で只今、宣伝告知中          アクセスランキング: 107位

 また台風が来ているせいもあるからだが、今年の秋は天気がすっきりしない。今日も薄曇りでおまけに寒い。まだ冬の支度などまったくしていない未だ夏の格好の薄着のままの自分は鼻水垂らしている。しかしもう10月半ばとなるのだ。忙しくともやるべきこと、冬の準備はしていかないと大変なことになる。

 このところ11.30のライブイベントのチラシの発送や置いてくれる店への配布でやたら慌ただしい。決して反応はなくはないのだが、参加「予約」にはなかなかまだ結びついてこない。せっかく京都から高齢の老詩人をお招きするのだから何としても満席で当日を迎えたいと心から願うところだ。
 が、その思いとは裏腹に、こうした詩関連の文化的イベントはフォークソングのそれ以上に苦戦を強いられている。出演者の問題ではなく、今はそうした真面目な催しには人が集まらない時代なのだとしか理由はみつからない。この企画に限らず、エンターティメントなら客が押しかけ「文化」だと入らないのは国民の文化意識の低さ、貧困としか言いようがない。

 じっさいのところ詩だけではなく、フォークソングの素晴らしいアーチストが集うとてもユニークな催しで間違いなく面白い一夜になると自負しているのだが残念ながら一般の方々にはそれはわからないし伝わらない。つまるところ詩とフォークソングの双方向の動きに関心がある、ある一定の世代の方が対象となってしまうわけだが、そうした人たちにもまだ告知が行き届いていない。

 しかしまだこれからだと思う。詩もうたすらも不要に思われている、目先の欲望優先の殺伐とした時代だからこそ、晩秋の長い夜、詩とうたについてじっくり耳を傾ける稀有な機会もあっても良いだろう。自分の役割はそれを企画することだ。そして一人でも多く同好の人たちを集めることだ。非力な自分にそれは身に余ることではあるが、がんばるしかない。

 今日は国分寺の中山ラビさんの店「ほんやら洞」へ行ってこよう。