これからのこと⑤2024年02月22日 19時44分50秒

★我が音楽についての経緯

  ※2月22日は、猫の日だそうで、本文と関係ないが、拙宅の猫の画像をあげておく。

 さて、ブンガクとオンガクに、残りの人生向き合っていく、と書いたが、音楽といってもあまりにも多岐にわたり、ジャンルも様々なのは言うまでもない。
 我は、学校教育では、思い返せば「音楽」は、小学校時代、5段階評価の1しかもらえたことがなく、科目としての音楽は大嫌いだった。今思い返してもその男性教師にどれほど授業中バカにされたか、ふつふつと怒りがこみあげてくる。
 しかし、聴く音楽、つまりテレビやラジオから流れてくる音楽は何でも好きで、思春期に入って、様々なオーディオ機器と出会い、またラジオの深夜放送を契機に、日本のフォークソングやアメリカのポップス、ロックミュージックに深くのめりこんでいったことは、多くの同世代の方々と同じであろう。
 むろん基地の街で育ったし父は米軍基地に勤めていたので、FENや電蓄は、子供の頃から日常的に身の回りに常にあったけれど。

 そして日本のフォークを知ったことで、ギターという楽器を弾いて自らもギター伴奏で唄うという楽しみを得た。そして拙くても曲をつくったり、人前で唄うことも始まった。多くの日本のフォークシンガーたちとも出会った。
 今思えば、聴いたり見たりするだけの音楽から、自らも音楽に関わり表現する側に入った画期的な転換であったと気づく。
 そしてその楽しみは「趣味」として、爾来約半世紀~、途中空白期はあったものの、続いてきたのだと思い至る。それで今でもコンサートを企画したり、自分でもギター手に自作曲を唄ったりもしているのだから、感慨深いものがある。

 しかし、今回ずっと書いてきたように、それは本当に拙く、きわめて中途半端なものであって、他者からの評価が低いだけでなく、自分でもこれではダメだとようやく思い至ったわけだ。
 何よりも自分の中の大好きな「音楽」に対して実に不誠実だったと思う。
 この人生があと何年続くのか、残りはどれだけあるかわからないが、このままほったらかしにせず、何とかもう少し究めて、もっとできるように、わかるように自分の音楽を少しでも高めたいと願う。
 それはフォークソングという枠内にとどまらない。
【この稿続きます】

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://masdart.asablo.jp/blog/2024/02/22/9661621/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。