明日は「映画塾」ホラー映画大会、そして来週はサマークリスマス!2013年08月17日 17時06分41秒

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 今日はいくぶん涼しい。風もあり湿度が低くからっとしていたからだ。それでも日中は多摩の田舎でも33度。いっときの体温より高い異常な暑さではないが、長引く連日の猛暑にさすがに疲れが溜まってきている。
 皆さん大丈夫ですか。ここが踏ん張りどころだと、ここを乗り切ればと汗まみれで自らを叱咤激励している。

 さて、8月も残すは二週間。18日、25日と二週連続して無頼庵ではイベントが企画されている。
 明日は、月一恒例の「三留まゆみの映画塾」。さすがに回を重ねて常連客も増えて多くが親しく馴染み客となったこともあり、ホスト側としては非常に運営が楽になってきた。

 場所を整え、料理などを提供するだけで、あとは来られた皆さんで好き勝手に手配してほぼ片づけまでもやってくれる。適切な喩えではないが、昔中坊の頃に、夏の林間学校で行かされた埼玉県長瀞少年の家でのサマーキャンプを思い出す。要するに使う者が自主的に運営してもらうという形式だ。

 まあ、オレがやっていることはもとより商売ではないし、これを商売にしてはならないとも考えることなので、そうした来られた皆さんが勝手にやって頂ければそれはそれで構わないし、いや、それこそ望ましい。
 よく自宅でイベントやっている人や長年手がけたコンサートを主催する者で、ここは自分ちだとか、コンサートはオレのものという意識を振りかざす輩が多々いるが、そうなっては絶対ならぬと自戒するところだ。
 土地でも家でも本来自分のものではない。モノだって本当はそうだ。生きている間、その一時借りているにすぎない。この世の全てがそう。ただそれが生産性を生むから「所有」が生まれそこから「利潤」や「搾取」が発生してくる。オレはそれを否定したい。

 まっ、話は長くなる。ともかくこちとらは場を提供する。そしてそれぞれ来られた方がそこを利用してうまく使って何か精神的生産を発してほしいと望む。新しい意識でも知的活動でもいい。自分の目で耳で確かめ、自らの頭で考えつかみとることだ。

 故林美雄さんは自らの放送の中で、ずっとそのことを語り続けていた。上から与えられた情報をうのみにしてはならない。まずは自らが動いて足を運び確かめること、そして自らもまた情報の発信者にならなくてはならないのである。

 実はそれこそが人が生きるということなのである。