また戦争が始まる ― 2013年08月28日 21時30分38秒
★日本も「集団的自衛権」行使で参戦していくか。 アクセスランキング: 187 位
ご存知のように、また株価は下がり、原油価格は高騰している。理由は簡単、不穏なシリア情勢である。アメリカは近くシリアへ軍事介入を行うことを決定したとの見方が大勢を占め、安定している円買いへと円高が進んだのである。また近く戦争が始まる。よって株価も下がる。
シリアのアサド政権が正しいとか言うつもりは全くない。確認できてはいないが、おそらくシリア政府は住民無差別に化学兵器を使用したのであろう。常識的に考えて、オウム真理教でもない限り、民間側、反政府勢力が毒ガスなど持ちそれを使用できるとは考えにくい。
米国はその無法行為に対し懲罰的にシリアに制裁を加えるため軍隊の上陸ではなく、まずは巡航艦などによるミサイル攻撃を行うようだ。しかしこれで起きる紛争がそれだけですぐに収まるかは未知数で、ベトナムのような泥沼の全面戦争にならないという保証は誰もできない。
暗澹たる気分である。おそらく当分の間、世界経済はこの紛争が収まるまで停滞し株価が全面的に下がるだけでなく、原油価格の暴騰で、ガソリン、灯油だけでなく、電気、石油関連製品も全て値上がりしていく。またオイルショックのときのような混乱した事態が起きる可能性も高い。
そこに近く発表される消費税増税確定がこの国にどんなダメージを与えていくのか。もの皆全て上がり、そこに増税。ならば給料は上がる理由もなく、景気はまたさらに悪化していく。
地球規模の異常気象と世界あちこちでの地域紛争。世界経済は不安定化していく。日本だけに目を向ければ汚染水を海に垂らし続けながら原発再稼働と世界各国へ「世界一安全な日本の原発」の売り込みに躍起である。これは常識外以前に人としてまっとうではない。正気の沙汰ではない。狂っている。
シリア情勢がすぐに収まらず、紛争が長期化しさらなる軍事的追加支援が求められる時、日本もまたアメリカからの要請で、解釈改憲し集団的自衛権を行使できるとしてシリアへ参戦していくことも考えられる。
アメリカはアフガニスタン、イラクと度重なる軍事行動、正義の「戦争」で国力も民力も大きく疲弊してしまった。なのに愚かにもまた世界の警察官として、また新たにシリアへ制裁のため軍事介入に乗り出す。そのとき戦略的パートナーとして日本の協力と出番が強く求められる。
だが、もはや戦争なんてしている場合ではないのである。世界各地で続発する異常気象でわかるように地球はもう瀕死一歩手前なのだ。だが、愚かにもいつも「戦争の親玉」はまたこの紛争で一儲けしようと手をこまねいてはほくそ笑んでこの時を待っている。
平和憲法を擁する日本こそ、こうしたとき軍事的介入ではない紛争解決法を模索して国際社会での名誉ある立場を得るチャンスではないのか。世界の警察官と一緒になって軍事行動に出るのではそれこそ靖国に祀られた英霊たちに申し訳ない。
武力によって得られる平和は真の平和になりえるのか。
ご存知のように、また株価は下がり、原油価格は高騰している。理由は簡単、不穏なシリア情勢である。アメリカは近くシリアへ軍事介入を行うことを決定したとの見方が大勢を占め、安定している円買いへと円高が進んだのである。また近く戦争が始まる。よって株価も下がる。
シリアのアサド政権が正しいとか言うつもりは全くない。確認できてはいないが、おそらくシリア政府は住民無差別に化学兵器を使用したのであろう。常識的に考えて、オウム真理教でもない限り、民間側、反政府勢力が毒ガスなど持ちそれを使用できるとは考えにくい。
米国はその無法行為に対し懲罰的にシリアに制裁を加えるため軍隊の上陸ではなく、まずは巡航艦などによるミサイル攻撃を行うようだ。しかしこれで起きる紛争がそれだけですぐに収まるかは未知数で、ベトナムのような泥沼の全面戦争にならないという保証は誰もできない。
暗澹たる気分である。おそらく当分の間、世界経済はこの紛争が収まるまで停滞し株価が全面的に下がるだけでなく、原油価格の暴騰で、ガソリン、灯油だけでなく、電気、石油関連製品も全て値上がりしていく。またオイルショックのときのような混乱した事態が起きる可能性も高い。
そこに近く発表される消費税増税確定がこの国にどんなダメージを与えていくのか。もの皆全て上がり、そこに増税。ならば給料は上がる理由もなく、景気はまたさらに悪化していく。
地球規模の異常気象と世界あちこちでの地域紛争。世界経済は不安定化していく。日本だけに目を向ければ汚染水を海に垂らし続けながら原発再稼働と世界各国へ「世界一安全な日本の原発」の売り込みに躍起である。これは常識外以前に人としてまっとうではない。正気の沙汰ではない。狂っている。
シリア情勢がすぐに収まらず、紛争が長期化しさらなる軍事的追加支援が求められる時、日本もまたアメリカからの要請で、解釈改憲し集団的自衛権を行使できるとしてシリアへ参戦していくことも考えられる。
アメリカはアフガニスタン、イラクと度重なる軍事行動、正義の「戦争」で国力も民力も大きく疲弊してしまった。なのに愚かにもまた世界の警察官として、また新たにシリアへ制裁のため軍事介入に乗り出す。そのとき戦略的パートナーとして日本の協力と出番が強く求められる。
だが、もはや戦争なんてしている場合ではないのである。世界各地で続発する異常気象でわかるように地球はもう瀕死一歩手前なのだ。だが、愚かにもいつも「戦争の親玉」はまたこの紛争で一儲けしようと手をこまねいてはほくそ笑んでこの時を待っている。
平和憲法を擁する日本こそ、こうしたとき軍事的介入ではない紛争解決法を模索して国際社会での名誉ある立場を得るチャンスではないのか。世界の警察官と一緒になって軍事行動に出るのではそれこそ靖国に祀られた英霊たちに申し訳ない。
武力によって得られる平和は真の平和になりえるのか。
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