記録的猛暑の8月も終わるが、皆様もご自愛を2013年08月30日 21時11分31秒

★この歳でこの暑さだったのだ~老人老犬倒れる。  ランキング: 180位

 また暑さがぶりかえした。
 私ごとであるが、ウチの老人たち皆が体調崩してしまい今日は親たちと犬の世話に一日中追われた。

 8月ももう終わる。このところ涼しい過ごしやすい日が続き、夏の疲れもどっと出る頃、今日はまた猛暑がぶり返した。これは体に堪える。外の温度計は一時38度近くを示していた。幸い湿度は低くカラッとした暑さではあったが。

 今日は朝から親父は体調が悪く、なかなか床を出てこない。無理やり起こして、食べたらまた寝てもいいからと、朝食のパンを食べさせた。
 が、ろくに食べずまたすぐベッドへ。これはヘンだと熱を測ってみると7度ぐらいある。
 どうしたものかと考えていると、そのうちガタガタ歯の根が合わないほど震え出し、寒い寒いと言いだした。どうやら急激に熱が上がってきたようだった。
 今日金曜は、母の丸山ワクチン接種日で、病院の送迎サービスがある。それが10時頃来るので、当初病院へ行くとしても母と一緒にそれに乗っていけば良いと考えていた。
 しかし、その体調の悪化に、そんなのんびりしたことは言ってられないと、慌てて着替えさせてウチの車ですぐさま病院に連れていくことにした。ところが着替えの途中でいきなり食べたものをすべて吐いてしまい、下痢もしたという。吐いたり下したりで朝から大騒ぎとなった。
 熱と吐き気で意識もうろう気味の親父を抱えてともかく車に乗せ病院へ走る。むろん母も送迎バスをキャンセルして同行した。車中でも持ってきたバケツに何度も胃液を吐いて、大騒ぎしながら病院に着いた。

 行きつけの診療所は今日は空いていて、すぐに診察台のベッドへ。そのときの体温は39度ある。これはちょっとまずい。看護婦は当初熱中症ではないかと疑っていたが、医師の診断では腸炎とか胃腸からの発熱かもとはっきり言わなかったが考えているようで、まず点滴を打たれた。
 2時間ぐらいかかるというので母を残していったんウチに戻り、昼頃また車で病院へ。

 このまま熱が下がらなければ、そのまますぐ入院設備のある立川の本院へ搬送すると医者は言っていたのでどうなったか案じたが、幸いやや熱も下がったので自宅へ戻り様子みてと言われたらしい。帰れることになった。親たちを車で連れ帰ってまずは昼食におかゆを作ったが父はほとんど食べられずそのまますぐベッドへ。熱もまだほぼ38度。
 近くのスーパーから氷をもらってきて、簡易水枕のようなものを作りそれで頭を冷やして寝かせた。
 母も昨日から腹の調子が悪く、今日は朝から何度も下痢を繰り返している。何かの食あたりかとも考えたが、特に何か悪いもの食べたか記憶にない。要するに老人たちに夏の疲れが一気に出たのかもしれない。
 また暑くなったので犬たちを全員室内にいれる。が、いちばん若犬ベルコはおとなしく眠らず部屋の中で騒ぐので病人たちがおちおち眠れない。犬の世話をしつつ、老人たちの様子を伺い、夕方になった。がまだ外気温は30度以上ある。老犬バドも今日は調子が悪いのか、庭先で小便はさせたが後ろ足抱えての散歩も行きたがらず室内で深く眠るばかりである。

 けっきょく、父はひたすら眠り続け、晩飯時刻に起こしての体温は7度2分。氷枕が効いたようで熱はほぼ下がってきた。下着を着替えさせまたおかゆを軽く食べさせ親たちを寝かせて今これを記している。
 老犬バドも夜になっても散歩はあまり歩かないので抱きかかえてまた親たちの部屋に冷房入れて一緒に寝かせている。クーラー効かせた二階の大広間ではブラ彦が深く眠っている。声かけても起きない。ウチの皆全員、夏の疲れでバテ気味だったのだ。

 しばらくまた暑さがぶり返すと予報は言っている。涼しい日のあとにまたこの暑さが戻るとは体に堪える。今が一番危機かもしれない。今日は都心に、ギンレイヘ映画観に行けたらと考えていたが、朝からそんな騒動で断念した。しかしともかくやるだけはやれてひとまず治まった。

 先のことは考えても仕方ない。一つ一つ問題があればそれに対処し乗り切っていくだけだ。老人と暮らすこと、いや、老いていくことは問題だらけである。しかし、投げ出さずにともかく一つ一つできることをやっていくしかない。また何かあれば報告したいが、さすがにこの身もへとへとである。シャワーでも浴びて早めに寝たいと思う。眠れるときに眠っておかないとこの先どうなるかわからないのだから。

 ここが踏ん張りどころ、皆様も油断せずに無理せずにご自愛ください!