10月秋本番、慎重に丁寧に、より確実に2014年10月01日 18時45分37秒

★10月に入りました。今思うことなど少し。          アクセスランキング: 133位

昨日は、標高700mの高原の山里から戻ってきたら東京は妙に蒸し暑くて閉口したが、今朝からはまたどんより曇って小雨がぱらつくうすら寒い天候となった。
 今日から10月である。今年も残すはあと三か月。実に一年なんて毎度のことながらあっという間だとつくづく思う。

 それにしても今年の夏は慌ただしく、9月もあれこれ出掛ける用事がやたら続いて今ようやく一段落した気がしている。今月もいくつかライブの予定は入っているが、先月のように責任ある関わりはないことと拙宅のイベントもないのでずいぶん気が楽だ。
 ただ、今年の秋の目玉は、11月30日の、阿佐ヶ谷のライブハウスで催す「有馬敲の詩とうたの世界」コンサートであって、それを盛大かつ無事に成功させて終わらせないことには今年が終わらない。
 まだチラシ、フライヤーはこちらに届いてはいないが、いよいよこれから宣伝活動開始して、今月中にほぼ予約だけで満席にできたらと考えている。基本拙ブログと、私マス坊が宣伝告知と「予約受付」担当なので、どうかご関心お持ちの方は、お早目に申込み願いたい。

 それにしても、ギックリ腰から、老犬の死、その他いろいろ不徳のいたすところの諸事情からのトラブルとその対応、心労のところにあれこれ出掛ける用事も重なって限界状況の中、よくまあ無事にここまで「生きて」これたと自分でも感心する。
 むろん生きているからこうして振り返り、あれこれ思い返すこともできるわけで、事故や突然死などに襲われていても自分の場合、もう年齢的なこともありちっとも不思議でもおかしくもない。
 疲労は慢性的なところに、睡眠不足のうえで曲がりくねった高速道路を猛スピードで車を走らせたり、無理を通すとか以前のしっちゃかめっちゃかなことをこの夏から何度も繰り返してきた。

 幸いいつだって神のご加護と恵みがあり、単に運よく今まで死なずにすんでいるに過ぎないと自分でも思う。実は今日もかなり危険かつ面倒なトラブルに巻き込まれるところであったが、寸前にそれをうまく切り返し「衝突」を避けられた。交通事故の類ではないが、思い返してもかなりやばかった。詳しくは書けないがまさに危機一髪であった。
 判断が的確だったわけでも特に運が良かったというわけでもない。まさに一瞬のタイミングと僥倖、神のご加護、はからいで幸い救われた気がした。

 そしてこんなことを繰り返していればいつかは、ではなく、近く間もなく、自分は事故やトラブルに巻き込まれ、いや、トラブルをしでかし警察に捕まるなり、病院に担ぎ込まれたりする。そしてときに、ブログは何日も更新されず、やがて風の便りに「死亡」の報が流れることであろう。

 今願うのは、その11月末の大きいコンサートを無事に大成功とさせるためにも、無理せずにともかく何事もまず慎重に丁寧に、より確実にと、今強く心して決心したところだ。この自分がこけたら、そのイベントは頓挫し、実現することなく即中止となるであろう。

 むろんこの世は縁であり、様々な人間関係もあって、請われれば自分のできることは何でもしなくてはならない。しかし今はこれからに繋げるためにも、来年からのことも見据えて長期的展望で行動するためにも目先のことに囚われるのではなく、ともかく慎重に安全無事第一にやっていこうと思う。そして一つ一つをきちんと確実にしていくことだけだ。

 自分はバカだと繰り返し書いてきた。しかしバカだからと開き直り、良しとするのではなく、バカだからこそより慎重に丁寧に、何事も確実にしていかねばならないわけで、あとこれから二か月、それがとこまで徹底できるか、勝負なのだと思える。

 人生は長く、まだまだ続くという気もしているが、ほんと先のことは誰にも自分でさえまったくわからないし検討もつかない。同世代で会社勤めしている方なら定年後の老後の生活設計なり、年金生活のプランもあろう。後を託す子や孫もいよう。老後を語り合う妻もいよう。
 自分はそれは何一つない。何一つ持っていない。つまり今も昔も若いときと同じく永遠のフリーランス、フリーハンドの状態にいるわけで、だからこそ常に無謀的に無理を通してきた。しかしもうそれはすべきではないとようやく気づく。自分だけでなく周り、関わる人たちにまで迷惑や危険が及ぶ。

 つまりだからこそより慎重に丁寧に人生に向き合わないとならなかったし、誰にも頼ることも任せることも託すこともできないぶん、自分一人で自分を頼みやっていくしかない。正直それはしんどいことだし、真剣に考えると絶望的な気持ちにすらなる。
 しかし、それもまた自業自得で、誰にも頼れないからこそ、我を信じ我を鍛え我に任せるしかない。後は天の計らいに任せ委ねるだけだ。

 今年もあと三か月。年末に振り返って、とにもかくにも今年はこれだけはやり終えたと自分を納得させることをまだ何一つやっていない。がんばらねば。そのためにも自分を大切にしていかねばならない。

 そう、皆さまも大変な時代、どうか無理せずご自愛ください。そして無事に来年を喜びと共に迎えましょう。

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