コンサート企画の予定・続き2018年01月24日 22時37分39秒

★まずはもっと足元を固めてからだ、と。

 ・2月24日(土) 護憲と反戦平和のための「共謀」コンサート第三回目
            出演:よしだよしこ みほこん 西島寛二 小林直樹 藤本すすむ 他

 ・3月25日(日) 高坂一潮七回忌イベント~吞み食い偲びながら歌いながら  
出演:中川五郎 五十嵐史とソウルブラザーズ 他 豪華出演者予定

 ・4月8日(日) うたの可能性を求めて~「笑える歌が聴きたいぜっ!」~もう一つの「共謀」コンサート 出演:藤しんいちろう 元気いいぞう 弱つよむ他
以上 すべて谷保かけこみ亭にて ※詳細はまたおってアップしていきます。

 前回の共謀コンサート、11月23日の前後から、第三回目の開催日が2月24日に決まり、では、その先の四回目は、と考えた場合、5月頃となるわけで、ならば緊迫する国会情勢もあろうし、憲法記念日の前後に、かけこみ亭を抜け出してもっと大きな規模のホールコンサートはできないものかと我は考えていた。
 さすれば、憲法改悪へ向けて突き走る安倍暴走政権にほんの少しでも一矢報いることができるのではないかと考えていた。そうした歌い手たちの動きも報じられれば、世人の意識を喚起させられるのではと。

 それで、何人かの親しいミュージシャンや知人たちに、どこか安くて使いやすいもう少しキャパの大きい会場はないものかと相談して来た。
 両国の門天ホールが良いとかいくつかご教示受けたのだけれど、正直なところ、川を越えてあまり遠いところでの開催は個人的に抵抗があり、やはりここ多摩地域近辺でどこか適当な場はないものかとあれこれ考え続けていた。
 こうしたコンセプトのコンサートの場合、出演者に手弁当で出てもらったとしても、実際のところ収益などは見込めない。つまるところ誰かが赤を背負わねばならず、ならば我が「捨て石」になってもかまわないという思いもあった。そう、そろそろかけこみ亭から抜け出す時期かもしれないと。

 で、昔から何度も足を運んだこともある武蔵野公会堂はどうかと、そのサイトを覗いて、利用料金と今度の大型連休頃の大ホールの予約状況も確認した。もう早くもかなり埋まっていたが、午前はともかく、土日祭日でも午後一日と、連休の合間の平日が午後から夜にかけて一日空いていて、料金は数万円からで、PAなどまた別途考えねばならないとしても、それならば不可能ではないように思えた。

 しかし、情けない話、我家の経済状況に加えて、90台半ばになろうとする老いて衰弱して来た父を抱えて、たとえショートステイの利用回数を増やして、父をできるだけ施設に預けたとしても、まずこの我自身の人生、生活再建がまだ途中で、今もまだ家は内外ともしっちゃかめっちゃかで、何一つきちんと戻せていないという状態なのだ。
 ここでまた新たに大きなイベントを決めてしまうと、必然的にそれに罹り切りとなる。出演者やスタッフ、協力者を募らねばならないし様々な手配など宣伝も含め準備に取り組まねばならない。
 お金のこともだが、それ以上に果たして今の状況で、我にそれを成し遂げることができるか自問自答し続けた。下手すると、またあの「フォークロアセンター40周年記念コンサート」のように、出演アーチストは超豪華で盛り沢山になったのに、観客が誰も来ないという、本末転倒の大失態となる可能性が高いのではと思えてきた。

 何であれ、思いつきで始めてうまくいくことはなかなか少ない。特にこうしたコンサートは規模が大きくなるにつれ当然事前の準備、周到な手配が必要となる。あの浅草木馬亭での失敗は、あまりに時間が足りなかったと今にして気づく。良いスタッフもたくさんいたのに、結果として、その仲間たちとも今は疎遠となり、関わった誰にも大きな痛手を残すだけとなった。我も何十万もの負債を背負いその後何年も鬱的状態が続きなかなか立ち直れなかったではないか。
 ならばまた同じ轍を踏んではならないはずだ。

 つまるところすべての動きは、その機運が高まらなければ失敗に至る。関わっている皆の間で、そろそろ次の大きな場所で、「共謀」コンサートを大きく開催したい、という声が出てくればそれは自ずと成功するだろう。
 残念ながらまだそうでない今、我マスダが一人で情勢に焦り、勝手に大きな会場を抑えて開催に踏み切っても非力かつ無名な我ゆえそれが成功するとは思えなくもなった。そうこう迷っている間に時間だけは進み、間もなく新年も一月過ぎてしまうのだ。となれば5月に何か大きく仕掛けるにはもはや時間がないではないか。

 我は考えなしの熱くなりやすいB型獅子座人間で、何か思いつくと独断専行で、深く考えず突っ走ってしまう。それが成功したときもあったが、たいていは失敗したり後々トラブルの種となることのほうがはるかに多い。しかし、だからといって、何事も控えめに様子や人の顔色をうかがっているだけでは世界は変わらないだろう。
 中川五郎氏のうたではないが、大きな世界を変えるのは。一人の小さいなアクションからなのだと心から信じている。

 ただ、我一人ではそれを成すことは実際難しいし、何より外の世界を変える以前にまずこの身、我が人生をきちんとさせて軌道に乗せねばならないのだ。自らがまだどうしようもない有様のニンゲンが、世界を変えたいと願うのはセンエツであろうし、まず何より足元を固めて崩れぬよう環境を整えてから始めなければならない。
 でないと、結果として自らの脆弱さによって、公的な事案、大事なイベントまでグズグズになってしまうのかもしれない。

 まずはこの身をきちんと心身ともに立て直して、動きやすく経済的にも余裕持てるよう立て直していくことからだ。
 まず自分の目の中の梁を取り除いていくこと。むろん並行してできることは今後も続けていくし請われれば何であれ、我ができること、すべきことは必ず応えてやっていこう。何でも申しつけてください。

 これからもこのブログの場で、我のそうした「思い」や「思いつき」については相談もかねて発表告知していく。ぜひ、読まれた皆さんからもご意見ご批判など頂けたら幸甚かつ有難い。

 バカはバカなりにできることがあろう。が、それが失敗や無為に至らず、少しでも何か社会的変化や他者のためになるようにうまく適切にやっていかねばならない。が、それはやはりたった一人では難しいとこのところ痛感している。我に必要なのは良きアドバイザーなのかもしれない。

 というわけで、まずはこの春先までのコンサートの予定を上げておいた。ぜひぜひどなたでもお気軽にご参加頂きたい。全て自信もってお勧めできる実力派ばかり登場する。