「無頼庵」年内二か月の活動予定2012年10月29日 13時47分59秒

★11月23日フォークソング講座、12月1日楽四季一生演歌ショー。

 昨日の雨も上がり、今日は朝からカラッとよく晴れた。が、北西の風が強く木枯らしのようでひなたはともかく日陰では肌寒い。

 急に寒くなって冬の支度に追われ、今年も残り少なく慌ただしく過ごしていることと思う。そんな最中、せっかくの休日にイベントを催してもどれだけの人が来てくれるかとも思うが、ともかく企画しないことには何もは始まらない。出かけて人と会うと、このところは「友が皆偉く見ゆる」感に苛まれるが、ならばこそ自分は自分のできることを自分の場所でやっていくしかない。たとえお客が皆無であろうとも。

 さて、年内残り二か月となって、皆何かに追われているようなせっつかれているような気分でいるかもしれない。自分もそんな感があるが、焦っても仕方ないしゆっくりでも一つ一つやるべきことを片づけていくしかない。
 1年を人の一生に当てはめれば、たぶん今の自分の歳はちょうど今頃、10月の終り頃に相当するのではないか。気がつけばもう残り少なく、あっという間に夏の盛りも過ぎてもう「冬」がすぐそこまで来ている。大したこともできずにいつしかここまで来てしまい戸惑うばかりだが、季節が戻せないように人生も戻せやしない。ならば残りの日々を丁寧に大切に過ごしていくだけだろう。
 そう、そうした一年一年の積み重ねが人生なのだから、一年と人生は同義だと言ってよいのである。

 さて、今月から始まったフォークソングに関するワークショップ、前回は初回としてこれからのことの説明会という趣で終わったがいよいよこれから「本番」である。併設してやっている「ギター講座」もきちんとテキストをまとめて本気で取り組んでいく。数少ない参加者のご都合が揃ったのが11月23日の祝日であった。昼過ぎから夜まで食事会も含めて一日やっている。どなたでも初めてのご参加でも冷やかしでもかまわない。どうか一人でも多くの参加者を待っている。

 そして12月の1日、土曜日、無頼庵ライブ「楽四季一生歌謡ショー~明治大正の「演歌」をたっぷり唄う」がある。これは今日では珍しいバイオリン演歌師として大活躍中の楽四季一生(たのしきかずお)さんをお招きして、正統派壮士演歌、書生演歌の数々をたっぷり唄ってもらうという企画だ。
 こうした懐かしの「演歌」を唄い継ぐ活動は、近年かんから三線の岡大介にスポットが当たって岡さんは今や超売れっ子となったが、楽四季さんは本家本式のバイオリンを奏でながら唄うスタイルで、「東京節」「あきらめ節」「ハイカラ節」「復興節」など添田唖蝉坊親子の楽曲を中心に明治大正の演歌師の姿を今に伝え今や全国的に人気者である。先日は新潟での熊坂るつこのライブにもとび入り参加し、満場の大喝采を浴びたのも記憶に新しい。

 おそらく今の人たちは「バイオリン演歌」と言っても聴いたことも見たこともないであろう。故・桜井敏雄氏直伝のバイオリン演歌の奥深き楽しい世界をぜひぜひご覧あれ。当日はサポートとして、「酒場のチョット・アトキンス」こと超絶ギター弾き、外山誠二も昨年のオープニングライブ以来再び無頼庵に登場してフィンガー・ピッキングギターの素晴らしさをたっぷり聴かせてくれる。その他、豪華ゲストシンガーも登場するかも。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://masdart.asablo.jp/blog/2012/10/29/6616211/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。