カセットデッキを修理に出した。2013年04月15日 22時09分18秒

★高速で、藤野のアナログ修理工房へ

 今日は昼から、うっとこのプロデューサーでんでん氏の依頼で、以前記事にした藤野の、アナログ家電なら何でも修理してくれるシゲさんのお宅へ共に行き、壊れて鳴らないオーディオ機器を何台か預けてきた。

 前回は、双方初めてで、やや緊張もしたが、皆互いに共通の友人知人もいることもわかって二度目でもあり話がはずみついつい何時間もおじゃましてしまった。
 直るかはともかく、もうメーカーでは交換パーツもない、修理対応期間を終えたとして受け付けてくれない機器をともかく診てくれるのだから実に有り難い。
 今回自分が持ち込んだのは、以前愛用していたディアックの高級カセットデッキで、知る限りカセットテープを鳴らすのには最良のデッキで、何としてももう一度使えたらと長年捨てずに保存していたものだった。
 その機種は、カセットの走行が安定するよう、スタビライザー機能で、テープをがっしり押さえつけるというシステムで、ガタガタ、フラフラ、カセットが動かないので音もすごく良くなる。カセットとはおもえないほどの音質だったと記憶している。
 それが修理不可能のときのため、もう一台ソニーの中級機も持ち込んだからどちらかは使えるようになるだろうと期待している。

 カセットテープのデッキは持ってなくはない。ただ、音質が良くなく走行性もややムラガあり、信頼に足りえなかった。何で今頃カセットかと訝る人もいよう。今パソコンに入れた音の波形処理ソフトを用い、古いアナログ音源を、レコードでもカセットでもパソコンに取り込んで、デジタル化する計画の途中なのだ。
 そのためにはカセットでもレコードでも手持ちの最良の機器で再生しないとならない。それをパソコンに取り込み、永久保存していくのであるから。

 今だって、カセットデッキの現行品は売ってなくはない。しかし中国製かタイ製で、鳴ることは鳴るがまったくおもちゃのような低機種でかつての国産高級機の足元にも及ばない。実は、タスカムの業務用、カセットテープ・CDレコーダーも持ってはいる。でもそれも肝心のカセットデッキ部分が安物過ぎて再生した音が良くない。ゆえにやはりデッキは旧い、壊れてはいても昔のが最良だと考え今回、でんでん氏がシゲさんの工房に行くとのことでついでに自分のも持ち込んだというわけ。

 内からは高速使えば1時間程度のところだけれど、上り下りの山道なので何だか今日はひどく疲れた。やはり高速道路は緊張もする。