最後にどうしても言い残しておく ― 2012年06月16日 21時33分29秒
★もう政治のことについて書くのはこれで最後とす。
それにしてもである。これは自分だけの憤りなのかと消費税増税と原発再稼動について書き続けてまたさらに暗澹な気持ちになる。読み手にも届かないならもうこうしたことは書くべきでないかとも思えてきた。
世間はオウムの残党、それもただずっと逃亡していた下っ端の指名手配されていた容疑者逮捕の話題で持ちきりである。個人的にはそんな瑣末な事件よりこの国の将来、日本人全員の行く末に大きく影響する増税や原発再稼動の問題にもっと関心を向けるべきかと考える。繰り返しになるが、人は喉元過ぎたこと、そして自らの身にふりかかることでもいざそのときにならないと何も思わないし無関心なのかと嘆ずるだけだ。
ひところ、何も決められない政治ということが話題になり、今の政治状況を指して、ＮＨＫの報道番組ではやたら何も決められない、何も決まらないと批判していたが、とんでもないではないか。消費税にしろ原発再稼動にしろ、全てを先送りにしてともかくまず何が何でも三党談合で増税だけ決定、首相の判断でまず大飯原発再稼動を拙速にも決めてしまうのである。多くの国民の声を無視して安全性も細部も詰めずにともかく自分たちだけで勝手に決めてしまう。まったくもって無責任。決められない政治ではなく、身勝手に独断で決めてしまう政治ではないか。この国の未来、将来について何一つ真面目に真剣に考えていない。
むろん政治家は長期的国家戦略の展望をもって行動すべきであるのは当然であろう。しかし、ようやく景気も持ち直し始め東日本大震災の復興の緒についた今、世界的景気減速最中の今、消費税増税に踏み切るのはあまりにも無謀な賭けであり、結果として消費をさらに冷え込ませまた不況の嵐が吹き荒れることになろう。いまの社会保障制度のあり方は、いくら消費税を上げようと根源からシステムを考え直さない限り、どれだけ消費税率をアップさせたってやっていけるはずがない。なのに、先行きのことは何一つ決めずにまたこれから検討していくと棚上げしともかくまず消費税だけ上げると決めてしまったのである。原発再稼動然り。
そこには国民の声、意志は全く反映されていない。いったい政治とは何なのか。選挙は何のタメにあるのか情けない限りだ。今の政治と政治家たちには呆れ果てもう何が起きても驚きもしないし失望もしない自分だが、もう本当に全てがいやになってしまった。先行きのことを思うと鬱々としてくるし考えれば考えるほど不安になってきてしまう。
自分はもう長くてもあと数十年で死んでしまう身だからこの国の将来なんてじっさいどうでもいい。子供や孫もいないし、彼らが徴兵にとられたり放射能に汚染される心配も必要ない。知り合いのまだ子供が幼い若い一家たちは子供を連れて関西以西方面へ移住してしまったが。
だが、どこへ逃げたって、この国にいて日本人である限り、あらゆるものに課税される消費税はつきまとうし原発は沖縄以外、日本全国どこにだって点在している。そしてひと度どのようなきっかけにせよ事故が起きてしまえばそれは広範囲に長期的な汚染を引き起こす。
ならばこそ、3.11の悲劇を体験した我々はこれからのこの国の将来のあり方についてもっと真剣に拙速にではなく時間をかけて考え直さねばならないはずだ。どんなエネルギーに頼り、どんな生活を送っていくべきか、年金や次代を担う子育て、社会保障のあり方についても国民的な討議が必要のはずだ。政治家たちはその意見の代弁者、官僚たちは事務手続きの代行者に過ぎないはずだ。なのに今の彼らは、自らの思いのままに国民の声に耳を傾けず、勝手な政策を決定しその懐を肥やし議席を維持する保身に現を抜かしている。これではいつまでたっても政治は我々の願うように動いていかない。これまでも威勢の良いことを言う新人や新党は限りなく出来たけれど常に期待は裏切られ続けてきたのだ。先の選挙で民主党に大いに期待した人たちは今どんな気持ちでいるのか。政権交代して何か一つでも良いことがあったか。
答えは一つ。一日も早く選挙を行い、国民を裏切り続けた今の政治家たちは退場願って真に民意を代弁してくれる、信頼のできる我々の代理人を国会に送らねばならない。それはある意味長い長い面倒かつ地道な運動である。しかし、どこそこの強いカリスマ性ある排斥と弾圧の行動力抜群の市長に一任し人任せにするよりははるかに安全で安心できる。そう、今さらだが今こそ日本人は民主主義というものを今ここからこれから１から学ぶ良い機会なのだと思う。
日本国憲法はアメリカに押し付けられたという論が正しいならばこの国には政治制度、選挙制度も含めて民主主義などなかったし定着もしなかった。ありきたりな言葉だが、今こそ真に市民による草の根の民主主義を模索しなければならないのだと自戒してペンならぬキーボード叩きは終りにしたい。
電気も含めて可能な限り自分が使うものは自分で作ったりまかなっていく。もう政治家や大企業、マスコミには二度と騙されない。誰からも相手にされなくてもかまわない。残りの人生、もう人に振り回されず好き勝手に納得して生きていきたいと願っている。
それにしてもである。これは自分だけの憤りなのかと消費税増税と原発再稼動について書き続けてまたさらに暗澹な気持ちになる。読み手にも届かないならもうこうしたことは書くべきでないかとも思えてきた。
世間はオウムの残党、それもただずっと逃亡していた下っ端の指名手配されていた容疑者逮捕の話題で持ちきりである。個人的にはそんな瑣末な事件よりこの国の将来、日本人全員の行く末に大きく影響する増税や原発再稼動の問題にもっと関心を向けるべきかと考える。繰り返しになるが、人は喉元過ぎたこと、そして自らの身にふりかかることでもいざそのときにならないと何も思わないし無関心なのかと嘆ずるだけだ。
ひところ、何も決められない政治ということが話題になり、今の政治状況を指して、ＮＨＫの報道番組ではやたら何も決められない、何も決まらないと批判していたが、とんでもないではないか。消費税にしろ原発再稼動にしろ、全てを先送りにしてともかくまず何が何でも三党談合で増税だけ決定、首相の判断でまず大飯原発再稼動を拙速にも決めてしまうのである。多くの国民の声を無視して安全性も細部も詰めずにともかく自分たちだけで勝手に決めてしまう。まったくもって無責任。決められない政治ではなく、身勝手に独断で決めてしまう政治ではないか。この国の未来、将来について何一つ真面目に真剣に考えていない。
むろん政治家は長期的国家戦略の展望をもって行動すべきであるのは当然であろう。しかし、ようやく景気も持ち直し始め東日本大震災の復興の緒についた今、世界的景気減速最中の今、消費税増税に踏み切るのはあまりにも無謀な賭けであり、結果として消費をさらに冷え込ませまた不況の嵐が吹き荒れることになろう。いまの社会保障制度のあり方は、いくら消費税を上げようと根源からシステムを考え直さない限り、どれだけ消費税率をアップさせたってやっていけるはずがない。なのに、先行きのことは何一つ決めずにまたこれから検討していくと棚上げしともかくまず消費税だけ上げると決めてしまったのである。原発再稼動然り。
そこには国民の声、意志は全く反映されていない。いったい政治とは何なのか。選挙は何のタメにあるのか情けない限りだ。今の政治と政治家たちには呆れ果てもう何が起きても驚きもしないし失望もしない自分だが、もう本当に全てがいやになってしまった。先行きのことを思うと鬱々としてくるし考えれば考えるほど不安になってきてしまう。
自分はもう長くてもあと数十年で死んでしまう身だからこの国の将来なんてじっさいどうでもいい。子供や孫もいないし、彼らが徴兵にとられたり放射能に汚染される心配も必要ない。知り合いのまだ子供が幼い若い一家たちは子供を連れて関西以西方面へ移住してしまったが。
だが、どこへ逃げたって、この国にいて日本人である限り、あらゆるものに課税される消費税はつきまとうし原発は沖縄以外、日本全国どこにだって点在している。そしてひと度どのようなきっかけにせよ事故が起きてしまえばそれは広範囲に長期的な汚染を引き起こす。
ならばこそ、3.11の悲劇を体験した我々はこれからのこの国の将来のあり方についてもっと真剣に拙速にではなく時間をかけて考え直さねばならないはずだ。どんなエネルギーに頼り、どんな生活を送っていくべきか、年金や次代を担う子育て、社会保障のあり方についても国民的な討議が必要のはずだ。政治家たちはその意見の代弁者、官僚たちは事務手続きの代行者に過ぎないはずだ。なのに今の彼らは、自らの思いのままに国民の声に耳を傾けず、勝手な政策を決定しその懐を肥やし議席を維持する保身に現を抜かしている。これではいつまでたっても政治は我々の願うように動いていかない。これまでも威勢の良いことを言う新人や新党は限りなく出来たけれど常に期待は裏切られ続けてきたのだ。先の選挙で民主党に大いに期待した人たちは今どんな気持ちでいるのか。政権交代して何か一つでも良いことがあったか。
答えは一つ。一日も早く選挙を行い、国民を裏切り続けた今の政治家たちは退場願って真に民意を代弁してくれる、信頼のできる我々の代理人を国会に送らねばならない。それはある意味長い長い面倒かつ地道な運動である。しかし、どこそこの強いカリスマ性ある排斥と弾圧の行動力抜群の市長に一任し人任せにするよりははるかに安全で安心できる。そう、今さらだが今こそ日本人は民主主義というものを今ここからこれから１から学ぶ良い機会なのだと思う。
日本国憲法はアメリカに押し付けられたという論が正しいならばこの国には政治制度、選挙制度も含めて民主主義などなかったし定着もしなかった。ありきたりな言葉だが、今こそ真に市民による草の根の民主主義を模索しなければならないのだと自戒してペンならぬキーボード叩きは終りにしたい。
電気も含めて可能な限り自分が使うものは自分で作ったりまかなっていく。もう政治家や大企業、マスコミには二度と騙されない。誰からも相手にされなくてもかまわない。残りの人生、もう人に振り回されず好き勝手に納得して生きていきたいと願っている。
最近のコメント