自由への長い闘いを今ここから2013年11月26日 12時53分09秒

★稀代の悪法秘密保護法衆院通過       アクセスランキング: 249位

 先ほどテレビでニュース速報として、衆院特別委員会で特定秘密保護法の採決が強行され、、自民、公明、みんなの賛成多数で可決され、午後には本会議に緊急上程され間もなく可決されると報じられた。修正には合意したものの慎重審議を求めていた維新の会は抗議の退席したとのこと。
 まあ、こうなることは予想していたから何も驚きはしないがただただ憤りそして新たな強い決意がわいてきた。それにしても昨日の福島での公聴会では、すべての発言者がこの法案に対して異議をとなえ、慎重な審議、もしくは廃案を訴えていたのに、いっさい耳を貸さずにこの暴挙である。あのフクシマの人たちの訴えを一切無視したのだからこの政権の非道ぶりが如実に示された。
 要するに今国民の多くが反対もしくは疑問を抱いているこの悪法は、このまま時間かければかけるほど世論は反対の声が高まり成立危ぶまれる事態となるのが必至だからともかく安倍政権としては大慌てで拙速と言われようとも何が何でも強引に衆院通過、今国会成立へと走ったのであろう。
 
 これから舞台は参院へうつり、彼らはこのまま多くの国民の不安の声や抗議の声を無視して何が何でも成立させようとさらに暴走を加速していく。
 だが、たとえこの稀代の悪法が成立しようとも情報公開は世界のときの流れであるし、国民の目と耳をふさぎ口を閉ざそうとしてもそれは絶対に不可能だ。人は自由の動物であるし恐怖政治で弾圧しようともそんな政治が続いた歴史はない。

 自分は覚悟を決めた。これからも変わらず、いや今まで以上に書きたいこと、書くべきこと、報じるべきことを堂々と発信していく。ブログだけではなくうたや詩、あらゆる手段、全身全霊で。もう何も怖れない。彼らが目論むことはこうした法律で処罰しますよ、逮捕されてもいいんですかという脅しなのだ、ならばそれに脅え萎縮してしまうことこそが彼らの望むところならば抗いさらに声を上げていく。

 それにしてもこの悪法に対してようやく新聞などのメディアは異論をとなえ危惧を報じだしたが、いまだ多くの週刊誌の反応の鈍さよ。毎号「女性器」の話題に大騒ぎをしていた愚劣下劣なマスコミはやがてこの暴挙のときにどんな態度をとったのか無視を決め込んだ輩は責任を問われるはずだ。それはマスコミだけではない。この法律ができても大したことないさ、関係ないと高括ってたやつら全員同様だ。
 
 声を上げていく。どんな時代が来ようとも声を上げていく。まずはここから、オレ一人でもやっていく。もう誰にも頼らない。誰にも頼れない。まず自分がここから、一人でも声を上げていく。みんなで上げていこう、~しよう、なんて呼びかけもしない。それすらもこの法律で逮捕の理由になるのだから。

 いやな時代がくる。いやな気分である。だからこそ戦いはここからだ。気分は今昂揚している。