中川五郎ソロライブat.久米川・夜桜2016年01月31日 23時15分08秒

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破滅への道を皆が進んでいく2016年01月31日 23時45分24秒

★甘利氏の大臣辞職で安倍内閣の支持率が上がったことを知って歌う。

破滅への道を皆が進んでいく
だからこそその旗振り役にはなりたくない。
我もまたその流れの中に身を置いたとしても
願わくば、おい、ちょっと待て、もっと良く考えろ
これ以上この道を進むのは危険だぞと叫びたい。

だが、皆誰もがそんな叫びには耳を貸さず
破滅の兆しがそこかしこに見えているのに
黙々と何も気づかず何も考えず皆で
破滅への道をひたすら進んでいく。

それこそが人間の歴史であり、すべては
過去起きたこととして聖書に何度も記してある。
そのときどきその流れをおし止めようと
止まれ、進むな、悔い改めよと説く者はいる。

が、人は常に耳を貸さず繰り返し破滅への道を進む。
そして破滅に遭いやっとこの道は間違っていたと気づく。
多くの命が失われ取り返しがつかない事態
破滅のただ中に来てようやく気がつく。
そしてそのときになってやっと悔い改め
もう二度と道を誤らない、繰り返さないと誓う。
しかし人も三代世代が過ぎればすぐまた忘れて
またもや同じ破滅への道を皆で歩いていく。

それが人類の歴史、人のならい。
歴史は変わり何度も歴史は繰り返す。
いつか最後の最後のときには、人間はもう誰も
残っていないことも大いにあるかもしれない。
いくらいつも寛大で寛容な神様さえも
さすがにあきれ果てさじを投げるかもしれない。

だからこそ、その破滅への道を皆が大挙して歩くとき
停止信号持つ者や止める旗を振る人がいないとならない。
群衆のその流れを止めることは容易ではない。
だが、その先に破滅があることに気づいた者は
その流れから抜け出すことができないからこそ
皆が進むその流れは危険だぞと叫ぶしかない。

人混みの喧噪の中でその叫びはかき消され
誰の耳にも届かないこともままあろう。
停止の旗を懸命にふっても、何やってんの?と
冷やかな嘲りしか返ってこないかもしれない。
でも一人でもその流れに抗う者がいるならば
群衆の流れに遅れも出て破滅へ向かう速度は
緩くなるしもしかしたら流れも止まる。

荒れ野で叫ぶ者のように、この道の先の破滅に
気づいた者たちよ、危険だと叫べ。
ただじっと黙って皆と共に破滅への道を歩むな。
自分のためだけではない。
愛する人、大事な者、かけがえのないもののために
この道の先に破滅が待っていることを大声で叫べ。