親たちを連れて湯治に行く2013年10月03日 06時59分45秒

★山の秋は駆け足で過ぎていくので
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 ようやく朝から晴れた。台風が続けて来たりとこのところ梅雨時のようなスッキリしない蒸し暑い日が続く。10月に入った。

 あれこれ思うところや書きたいこともある。明後日、5日のライブも控え慌ただしいのだが、この木、金と山梨の古民家へ一泊する予定で出かけることにした。たぶん親たちも連れていく。これから出て、明日は早めに戻ってくる。
 予定では先週末に行くつもりだったが台風が襲来したりと天気も悪く腕を痛めたこともあり断念したのだ。

 少しでも向こうへ足繁く通って、建物の中にまだ残っている前に住んでいた人の荷物を片付けなくてはならない。近くに住んでいる継承者の方の休みが金曜日なので、来てもらい、いるものと不要なものを確かめて処分、分別していく。でないとこちらでは勝手に捨てることができないので、部屋の中もいつまでたっても片付かない。つまり自由に使えないので困るので何とかしようということだ。

 ウチのボケ老人を連れて行っても騒いだりウロウロするだけで大いに邪魔なのであるが、一人で残しても火の始末などとても心配だ。また勝手に柿をとろうとかして高いところへ上がったりして転落し倒れているのを発見されたりする。だから一人にしておけないし、目が離せない。
 そんなで犬猫たちもいるので今までは無理してでも日帰りで戻ってきた。しかしそれではのんびり温泉にも入れない。今回は夏の疲れをとる湯治も兼ねて増冨のラジウム鉱泉まで足を延ばそうかと考えている。

 実は転んで打撲した右腕が未だしびれたように鈍く痛い。モノを持ったり箸やペンを使うことは問題なくできるのだが、腕を自由に上げたり廻したりすると痛みが走る。だるいというか力が入らなく困った。ぬるい温泉でマッサージしてみようかと思う。

 というわけで、勝手ながら本の移動も兼ねてちょこっと山梨へでかけてくる。今老父はまたゴネて行きたくないと叫んでいる。理由は簡単で、猫を残していくのと、自分に運転させてくれないから拗ねているのである。しかし、米寿を迎えた認知症の老人にハンドルを握らせ高速道路を走ることは自殺行為でしかない。毎度の「いやいやえん」状態の父をどうなだめすかすか。
 現地に行くまでが大変なのである。