ブックカフェ 「無頼庵」日録～あなたと本と音楽を

★目がまわるほどの忙しさであるが　　　　　　　アクセスランキング: 246位

　今年一番の冷え込みだそうだ。季節外れの台風が来てからめっきり涼しくなった。まあ、つい先日のような季節を度外視した「猛暑」よりは今の季節に合った気候ならば何も問題としない。いつまでも夏の恰好ではいられないだけのことだ。もうあんな暑さはご勘弁である。しかし性懲りもなくまた新たな台風が出来、近づいてきている。

　日々あれこれ雑事に追われているだけで、気づけば今月も終わりに近づいた。とにもかくにも老親、老犬共に生きているだけで有り難いわけなのだから、無為にであろうと月日が過ぎていくことは良いことだと考えるしかあるまい。
　特に１８歳となる老犬パドがここまで生きていられるとは考えもしていなかった。この夏の猛暑はまず越せないと覚悟していたのだ。が、今のままならうまくすればこの冬さえも乗り切れるかもしれない。先のことはともかくもまず一日一日乗り切っていけばその先へ続いていく。

繰り返しとなるがあれこれ考えてもしょうがない。目先のことだけであろうとまず一つづつやっていくしかない。で、年内の近況をざっと記しておく。

　今月は明後日、19日の土曜日午後に、ギター教室。参加者があろうとなかろうと予定している。それから27日の日曜には、毎度の「三留まゆみの映画塾」が。
　そして自分にとって秋のメインイベントである「無頼庵・秋の詩朗読会」が11月3日の文化の日に開催する。けっこうあちこちで反響はあっても実際の参加申し込み者は少なく果たしてどれほどの観客がいるものかと案じている。もしかしたら詩人たちの人数が聴衆より多いなんてこともあるかも。そうならないためにもがんばって宣伝したい。

　それと、「映画塾」は11月は諸般の都合で一回休止として12月は１日の日曜に開催することが決まった。12月は月末、クリスマスの前後に、毎度恒例行事「無頼庵年越し謝恩忘年会ライブイベント」がある。こちらもアーチスト、ミュージシャンは参加無料、一般千円で飲み食い自由なのでぜひ大盛況としたいと願う。
　早く日時を確定させお知らせしたい。どなたでもお気軽に、ご参加ください。

　さて、私ごとだが、九州に嫁いでいる実の妹が20日から単身上京してくるので、21日～22日にまた山梨の古民家へ老親たちも連れて一家で一泊かつ温泉に浸かりに行ってくる予定でいる。たぶん親たちも含めてウチの一家全員で温泉に行くのはこれが最後となるかもしれない。妹も老親の顔見るのはこれが見納めの気持ちであろう。一家４人水入らずでラジウム温泉に入ってくる。

　それと今日１8日は豊田勇造さんの秋のツアーの一環で、国立市谷保の「かけこみ亭」でシバ、館野公一とジョイントライブが企画されている。自分にとってとても大事かつ大好きなミュージシャン方々なので万難を排しても出かける予定でいる。人気者勇造のライブだから客の入りは心配ないかと思うけれど、ぜひぜひ多くの方々にご参加願いたい。

　自分にとって豊田勇造という歌い手は、いついかなるときでもマイルストーン、道に迷った時の一里塚のような人だと思っている。年に一度でも彼と会い彼のうたを聴くこととで、今の自分の居場所が確認できる。それは彼の正直さであり、本物のうたを唄う本当のうた唄いである証しであろう。

　※かけこみ亭の電話は　042-574-3602　　19：00～