第二回共謀コンサート、おかげさまで無事終了す2017年11月24日 02時04分46秒

フィナーレは、「男らしいってわかるかい」を全員で
★企画者冥利に尽きる一夜となった。

 コンサートの企画というのは、自らは表現者ではない代わりに、出演交渉も含め自分が関わり、お願いしたシンガーがどれだけ「成果」を出し、観客もまたそれに満足するかだけが問われている。
 いくら客が入り、興行的に成功しようとも、肝心のステージの出来が良くない、つまりそのアーチストにこちらが期待したものを示してくれなければ、企画した者としては不満が残る。
 また、すごく良いステージであっても客が入らなければ「宝の持ち腐れ」であるのは言うまでもない。客も入り、演奏もうたも良いというのが理想であり、常にそれを期待するわけだが、なかなかそう二兎を得ることは難しい。
 しかし、我もまたまず一観客として楽しみ、味わい、その彼らの良さ、魅力を広く他の観客たちに知ってほしいと願い企画したとするならば、何よりいかに良い演奏がそこにあったかだけが本質であって、まずそこだけで満足せねばならない。

 前置きが長くなったが、今回も、いや今まででいちばん最良かつ良質の素晴らしい演奏に満ちたコンサートとなった。今回は自らは出る側に身を置かなかったということもあるが、純粋に観客の目として見、他の観客も良いステージに満足されているのを見て、本当に嬉しかった。今回こそ、全出演者がそれぞれきちんとその実力と魅力をきちんと示してくれたことはこれまでなかったかもしれない。
 ほんとうに感心した。やはり皆さんはしっかりうたの「プロ」だなあ、とその「実力」に舌を巻いた。どのシンガーもきちんとその実力と魅力を示し企画側である我にきちんと応えてくれたのだ。

 ただ一つだけほんの少し不満があるとしたら、お客の入りが第一回目に比べてもう一つの感もあったことで、五郎人気やながいようという超ベテランの知名度に頼り宣伝を怠った我の怠慢こそ責められよう。
 誰もが皆きちんとこのコンサートの趣旨を理解しそれぞれの言葉とうたでその思いを示してくれたのに。

 ここかけこみ亭での我が関わるコンサート、このところ常に良い出来ばかりだが、うたと演奏だけ取り上げれば、最善最良だったと言うしかない。今はただ全出演者に感謝している。そしてもっと多くのギャランティを支払いたかったが、投げ銭というコンセプトなのだから、これもまた残念でも仕方ないのだ。
 むろん、企画者が自腹切り、しっかり彼らを支えるべきだったのかもしれないが、我の困窮したカツカツ生活の現状ではそれはもう限界で、そうすべきと諭されたとしても、ならばもう企画に関わることは経済的に不可能だと言うしかない。
 何より素晴らしいコンサートをもっと一人でも多くの人に見てもらえなかったこともまた企画者側の不備であり、力不足だと自ら反省するしかない。
 今回は、事前に問い合わせが続いたり反応はかなり良かったので、今回もかなり大勢の参加者があるかと思ったのだが・・・ しかしこればかりは蓋を開けてみないとわからないものだ。期待したほどの混雑にならなかったというだけでほぼ満席となったのだからこれはこれで良しとしよう。そう、次がある。

 皆のおかげでとても良いコンサートとなったが、ものすごく疲れた。この疲労感は経験したことがない。中川五郎氏の体力を年下の我に分けてもらいたいと思うほどだ。以前はこんなことはなかった。良い満足いく感嘆したステージを観て、いったいなんで疲れてしまうのか。我の中の健康や体力の課題も今回はっきり見えて来た一夜となった。

 今はあまりに疲れて頭痛が激しく起きていられない。もはや今晩は何もできないので、ともかく少しでも早く長く寝て、明日から画像などを早めにアップさせていこう。
 ともかく無事素晴らしい一夜は終わった。心底ほっとしている。なにはともあれ今の我にはもう限界であった。いっぱいっぱいだった。全てにおいて。

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