まずは足元ここ米軍横田基地から2015年11月21日 10時50分52秒

★米軍基地こそテロリストの標的

 今日は朝から晴れて暖かく過ごしやすく風もなく穏やかで格好の集会日和であった。
 福生の睦橋近くの河川敷の公園での集会、地元ということもあってともかく自転車で参加してきた。

 予想していたよりもはるかに多い五千人もの人が集まりちょっと驚かされた。といってもその半数は都内から来られた人のようで、会場のあちこちの上り旗は、遠く足立、江戸川とかもあったから全都からの参加でその数となったのだ。
 情けない話だが、地元だけではこうした集会に数千人も集められない。地元というのは基地と騒音が日常となってしまったぶんだけ、その危険性と脅威にドンカンになってしまうのだ(まして福生市のように基地の「恩恵」を受けている市に至っては)。つまりそうでもしない限りは、人はそこに住み日々の生活は続けられない。この世の中のすべての生物にとっては、真に生存が脅かされる身体被害が起きない限り、つまりオスプレイがじっさいに日常的に飛び交い墜落でも起きない限り、問題は問題だと認識されない。意識して考えることはない。残念だが、そうしたものが一般人=庶民なのであり、その危機を説くもの、抗い反対運動に参加する者はごく少数でそこから始まるのも致し方ない。
 そしてだからこそ問題を訴える人、怒りの声を上げることが大切なのは言うまでもない。すべては破滅的事態が起きてからでは遅すぎるのだ。
 
 そして今日は、私感だが共産党系色が強く、それはそれで悪いことではないのだが、もっと広く他の組織と一般個人の参加がないことにはこの運動は力を持たないと案じて不満はないがやや残念であった。我に言う資格はないけれど、もっと幅広くカクサンさせる努力を主催者はどこまでしたのだろうか。野党は共闘!と共産党支持者だけが叫んでも広がりは持たない。

 それでも五千人もの人が集まり、福生の横田基地ゲート前まで歩く散会後のデモ行進は、かなりの長さと参加者の多さとなって今日の集会は大成功となったかと思う。我は家の用事も残してきたので、最後まで行進に参加せず中途で、シュプレヒコールの響きを遠くに聞き流しつつ帰って来たが、一昨日に続いてこうした集まりに参加出来て良かったと満足している。

 共産党と共産党的な人、キリスト教とキリスト教的な人についてはいろいろ思うところがある。批判も足を引っ張る気もないし、半身以上我もまたどっぷりそこに浸かっているのだからとやかく言えない。が、その教え、思想とその教えを抱く人との距離、ギャップについてはいつか一度きちんと考察を加えたいと思う。特に曽野綾子のような人間については。