新居で迎えた初めての厳冬 ― 2012年01月26日 22時01分12秒
★夏向きの家はこの厳しい冬をどう越すか。
はんぱでなく連日寒い。天気予報は連日、今年一番の寒さだと言っている。陽射しはあっても吹く風は冷たく陽が翳るとても外にはいられない。
大した雪ではなかったのだが、三日過ぎた今でも日向はともかく、西北に面した側、つまり建物の日陰になっているところにはこの辺はまだかなり残っている。寒くて日陰の雪は全然溶けないのだ。
雪の翌朝も翌々朝もクルマや自転車で出かける用事があったのだが、ともかく道も歩道もカチンカチンに凍っていて難儀した。自転車でその凍った道を走ってきた人が転倒するのを何度も見たし、自分も運転していて交差点で赤信号に変わったとき、停まるのに苦労した。ブレーキを踏んでもまったく効かず、ずるずると進んでしまう。危うく前の車にぶつかる寸前でかろうじて停まったが、冷や汗かいた。チェーン巻いていればともかく、普通のタイヤの時はそろりそろりとできるだけゆっくり走り車間距離をとらねばならなかったのだと思い出した。
そして車道はさすがに全部溶けたものの、今もところどころ歩道に残った雪は何度も溶けては凍っているので朝晩は本当におっかない。実は犬の散歩で自分も二度すってんころりん転んでしまった。バカ犬が引っ張ったのでバランスを崩すともう立ってられない。スーパー寒波だか何だか知らないが、久々の寒冬である。
さて、そんな冬を皆さんはどう乗り切っているのだろうか。勤め人の方は通勤には辛い思いされているだろうが、職場に行けばまず寒いということはないだろう。まあ、交通誘導とか外での現場仕事はともかくも。
自分は出かけず家に基本的に毎日いる。あれこれ本の整理やら検索してネットに出品して売れたときだけ外にそれを発送に行くだけである。まあ、それに買い物とか犬たちの散歩とかそれぐらいしか外に出ないから寒い思いしないですむ。そのはずなのだが、実のところ家自体がはんぱでなく寒い。たぶん、マンションにや普通の新築一戸建てに比べたら温度差は10度ぐらい低いかと思う。
寒くて寒くてこのところ昼間でも作業が進まない。まして夜になると、下のコタツで食事済ませ一服したらすぐ風呂に入りそのまま二階の自室のベッドにもぐりこんで寝てしまう。今パソコンを置いてある部屋には暖房機器は一つもないし、皆が集った大広間にはエアコンはあるが、部屋が広すぎてそこを暖めるとものすごく電気代がかかってしまう。
実は、去年の冬も家自体はほぼ完成していて、エアコンも付いたので、寒い日は一晩中付けたりしていた。そしたら通常時に比べてバカ高い請求が来て目をむいてしまった。一ヶ月で5万円近くにもなったのである。これでは人が来て何かするときぐらいしか暖房は使えない。仕方なく今は昼間でも机に向って何かやるときは、足元に電気ウォーマーだけ置いて、上は外と同じくジャンパー着て、軍手はめて作業している。基本的に家の中にいる格好ではない。耳も霜焼け気味である。
何でこんなに寒いかと考えると、この家は防寒対策はまったく考えず、兼好法師の教えよろしく、夏を主(むね)として建てたからだ。増坊が大の暑がりで、ましてできるだけクーラーは使いたくないという思想で、昔ながらの土壁を残して、ある意味土蔵のような建て方で増改築した。おかげで夏来られた方はお分かりだろうが外はどんなに暑くても家の中に入るとかなり涼しい。それは四方に窓や出口を作り風が通り抜けるようにしたことも関係している。
さらに室内は間仕切りをできるだけ少なくして全部が一つの大広間のような間取りである。それは開放感もあり、夏はかなり効果的であった。しかし二本には四季もあり、氷点下にもなる冬が来る。これまでは暖冬続きで、東京では一冬に零度以下になる日などまずなかった。氷もはらないぐらいだった。しかし今年の冬は違う。この家には雨戸も一つもないし、せいぜいあまり頼りにならない薪ストーブでしゅんしゅんヤカンでお湯を沸かすぐらいしかできない。
もう今さらどうすることもできないが、来年の冬に向けて、何らかの防寒対策をこの秋までに立てねばと考えている。今はともかくじっと息を殺して春が早く来て暖かくなるのを待つだけだ。
はんぱでなく連日寒い。天気予報は連日、今年一番の寒さだと言っている。陽射しはあっても吹く風は冷たく陽が翳るとても外にはいられない。
大した雪ではなかったのだが、三日過ぎた今でも日向はともかく、西北に面した側、つまり建物の日陰になっているところにはこの辺はまだかなり残っている。寒くて日陰の雪は全然溶けないのだ。
雪の翌朝も翌々朝もクルマや自転車で出かける用事があったのだが、ともかく道も歩道もカチンカチンに凍っていて難儀した。自転車でその凍った道を走ってきた人が転倒するのを何度も見たし、自分も運転していて交差点で赤信号に変わったとき、停まるのに苦労した。ブレーキを踏んでもまったく効かず、ずるずると進んでしまう。危うく前の車にぶつかる寸前でかろうじて停まったが、冷や汗かいた。チェーン巻いていればともかく、普通のタイヤの時はそろりそろりとできるだけゆっくり走り車間距離をとらねばならなかったのだと思い出した。
そして車道はさすがに全部溶けたものの、今もところどころ歩道に残った雪は何度も溶けては凍っているので朝晩は本当におっかない。実は犬の散歩で自分も二度すってんころりん転んでしまった。バカ犬が引っ張ったのでバランスを崩すともう立ってられない。スーパー寒波だか何だか知らないが、久々の寒冬である。
さて、そんな冬を皆さんはどう乗り切っているのだろうか。勤め人の方は通勤には辛い思いされているだろうが、職場に行けばまず寒いということはないだろう。まあ、交通誘導とか外での現場仕事はともかくも。
自分は出かけず家に基本的に毎日いる。あれこれ本の整理やら検索してネットに出品して売れたときだけ外にそれを発送に行くだけである。まあ、それに買い物とか犬たちの散歩とかそれぐらいしか外に出ないから寒い思いしないですむ。そのはずなのだが、実のところ家自体がはんぱでなく寒い。たぶん、マンションにや普通の新築一戸建てに比べたら温度差は10度ぐらい低いかと思う。
寒くて寒くてこのところ昼間でも作業が進まない。まして夜になると、下のコタツで食事済ませ一服したらすぐ風呂に入りそのまま二階の自室のベッドにもぐりこんで寝てしまう。今パソコンを置いてある部屋には暖房機器は一つもないし、皆が集った大広間にはエアコンはあるが、部屋が広すぎてそこを暖めるとものすごく電気代がかかってしまう。
実は、去年の冬も家自体はほぼ完成していて、エアコンも付いたので、寒い日は一晩中付けたりしていた。そしたら通常時に比べてバカ高い請求が来て目をむいてしまった。一ヶ月で5万円近くにもなったのである。これでは人が来て何かするときぐらいしか暖房は使えない。仕方なく今は昼間でも机に向って何かやるときは、足元に電気ウォーマーだけ置いて、上は外と同じくジャンパー着て、軍手はめて作業している。基本的に家の中にいる格好ではない。耳も霜焼け気味である。
何でこんなに寒いかと考えると、この家は防寒対策はまったく考えず、兼好法師の教えよろしく、夏を主(むね)として建てたからだ。増坊が大の暑がりで、ましてできるだけクーラーは使いたくないという思想で、昔ながらの土壁を残して、ある意味土蔵のような建て方で増改築した。おかげで夏来られた方はお分かりだろうが外はどんなに暑くても家の中に入るとかなり涼しい。それは四方に窓や出口を作り風が通り抜けるようにしたことも関係している。
さらに室内は間仕切りをできるだけ少なくして全部が一つの大広間のような間取りである。それは開放感もあり、夏はかなり効果的であった。しかし二本には四季もあり、氷点下にもなる冬が来る。これまでは暖冬続きで、東京では一冬に零度以下になる日などまずなかった。氷もはらないぐらいだった。しかし今年の冬は違う。この家には雨戸も一つもないし、せいぜいあまり頼りにならない薪ストーブでしゅんしゅんヤカンでお湯を沸かすぐらいしかできない。
もう今さらどうすることもできないが、来年の冬に向けて、何らかの防寒対策をこの秋までに立てねばと考えている。今はともかくじっと息を殺して春が早く来て暖かくなるのを待つだけだ。
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